
ピリ辛ベジ坦々スープ
材料(4分)
エリンギ(みじん切り)・・・30g
大豆もやし・・・50g
青梗菜(茎は縦に10~12等分、葉はざく切り)・・・1株(100g)
生姜(すりおろし)・・・1/2かけ
にんにく(すりおろし)・・・1/2かけ
水600ml
A
白すりごま・・・大さじ2
豆板醤・・・小さじ1
醤油・・・大さじ1
B
酒粕・・・小さじ2
白味噌・・・大さじ2
水・・・大さじ2
作り方
①鍋に大さじ2の水、エリンギ、大豆もやし、生姜、にんにくを入れ、ひとつまみの塩をふり、全体がやわらかくなるまでウォータースチームする。 ②青梗菜、水、Aを加えひと煮立ちさせる。 ③よく溶かしたBを入れ、沸騰直前で火を止める。ピリ辛ベジ坦々スープ
心地よい風に秋の気配を感じますね。 日が沈むのもはやくなってきて、物寂しい気分になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 季節性感情障害という病名があるくらい、季節の変わり目や日照時間の変化は、私たちの心身に大きく影響を与えます。 季節性感情障害の特徴的な症状のひとつに、「過食になる(特に炭水化物や甘いものを欲する)」ことがあります。 ただ、病気ではなくとも、秋に食欲が増したり体重が増えることは、多くの人が経験したことがあるはずです。 日照時間が短くなると、食欲の抑制に関わる神経伝達物質セロトニンの分泌量が減少してしまう為、食べることでセロトニンを増やそうとするのです。 このように、秋に食欲が増すのは自然なことなのだと理解できると、たとえたくさん食べてしまっても、それほど自分を責めずに済むのではないのでしょうか。 ただ、欲望のままに炭水化物や甘いものばかり食べていては、ますます気分が落ち込み悪循環に陥ってしまいます。 そんなときに一緒に食べて欲しい、たくさん食べても安心な温かいスープをご紹介いたします。 ✨ピリ辛ベジ坦々スープ✨ 野菜がたっぷり入った食べごたえのある温かいスープは、ダイエットにもってこいの食事です。 食品に水を足すと、カロリーはそのままで重さだけ増えます。 つまり、水分量の多いスープ(クリームやバターが使われたものは除く)は、カロリーを抑えながらも満足感が得られ、結果として過食を防ぐことができるのです。 セロトニン不足を解消するためには、セロトニンの材料となるトリプトファンを摂取する必要があります。 トリプトファンは、肉や魚といったタンパク質に多く含まれています。 さらに、セロトニンの合成にはビタミンやミネラルが欠かせないため、野菜や果物を食べることはきわめて大切です。 また、ダイエットをする上でもビタミンとミネラルは欠かせません。 糖質と脂質をエネルギー源にするには、ビタミンやミネラルが必要です。 それらが不足した場合、余った糖質と脂質は、体脂肪として蓄えられてしまいます。 タンパク質もまた、ビタミンやミネラルがなければ、身体の材料として活用されることはなく、体脂肪に回されてしまいます。 ここで、覚えておきたい栄養素の掛け合わせをご紹介します。 ✨糖質×ビタミンB1 糖質をエネルギーに変えるには、ビタミンB1が必要です。 ビタミンB1を多く含む食材:豚肉、玄米、うなぎ、えのきたけなど ✨脂質×ビタミンB2 脂質の代謝を高めるのは、ビタミンB2です。 ビタミンB2を多く含む食材:豚レバー、うなぎ、納豆、卵など ✨タンパク質×ビタミンB6 タンパク質を身体の材料として活用するには、ビタミンB6が必要です。 ビタミンB6を多く含む食材:にんにく、マグロ、鶏ひき肉、鮭など 大切なのは「食べない(食べるのを我慢する)こと」ではなく、「バランスよく食べること」だとわかりますね。 食べたいものを我慢するより、何をプラスして食べるかを考える方が心が軽やかになります。 楽しく食べることで消化酵素の分泌量が増え、消化吸収がスムーズに行われることもわかっています。 秋にしか食べられないもの、秋に旬を迎える食べものがどんどん並び始めます。 是非楽しんで秋の味覚を堪能してください。

平野真希
職 業 | |
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保 有 資 格 | インナービューティープランナー、インナービューティーダイエットアドバイザー、インナービューティー美腸マイスター |
ブ ロ グ | Instagram @maki.retreat_room |
得意ジャンル | ヘルスケア、酒粕スイーツ |
趣 味 | 着物や筆ペンなど和に触れること、オーガニックスキンケア |