
痩せたければ発酵調味料のチカラを信じて!スリムを叶える腸内美人のカレースープ
材料(2人分)
玉ねぎ 1/2個
しいたけ 2個
エリンギ 1本
オクラ 2個
にんにく 1片
しょうが 1片
塩麹 小さじ1
カレー粉 小さじ2
豆乳 1と1/2カップ
A
みそ 小さじ2~
くず粉 大さじ1
水 1ooml
作り方
- 玉ねぎを薄切り、しいたけをそぎ切り、エリンギを縦半分ななめ切り、オクラを小口切りにする。にんにく、しょうがをすりおろす。Aを溶く。
- 鍋に大さじ2の水(分量外)、玉ねぎ、しいたけ、エリンギ、にんにく、しょうが、塩麹を入れ蓋をして玉ねぎがしんなりするまで弱火で蒸し煮する。
- 2にカレー粉、豆乳を加えひと混ぜし2~3分弱火で温める。
- Aを加えとろみがついたら、器に盛り、オクラをトッピングする。
■今大注目されている「発酵」とは?
「空気中の微生物が食品に働きかけ、人間にとって役に立つ物質をつくり出すこと」を言います。同じ仕組みでも有害なものになれば「腐敗」それらは紙一重。
世界にはたくさんの発酵食品があり、すぐに思いつくのはキムチやヨーグルトですね。他にも料理で使われる豆板醤やナンプラー、ビールやパンなども麦芽を使った発酵食品です。日本には「麹」を使った優れた発酵食品があります。食材本来のうま味を引きだし、柔らかく、消化吸収しやすい形に変えてくれます。さらには必須アミノ酸など栄養価もアップ!
■「腸内美人」ってどんな人?
腸年齢=肌年齢と言われるほど、腸とお肌は密接に関係しています。お肌は内臓を映し出す鏡とも言われ、腸内環境が整っている人は体型やお肌も美しいのです。高級なエステや化粧品に頼るより、食物繊維たっぷりな野菜を食べたり発酵のチカラを信じて「腸内美人」を目指すほうが太りにくいスリムな体・トラブル知らずの透明美肌に近づけますよ。内側から輝く心身の美しさは自分を“大好き”に導いてくれます♡
■キレイと美味しいをつくる発酵調味料リスト
選び方は「できるだけシンプルな原材料・伝統製法でつくられたもの」
<しょうゆ>
原材料には「大豆、小麦、塩」と書かれたものを。生じょうゆは加熱処理がされておらず栄養素が豊富に生きている。
<純米酢>
穀物や果物を発酵させた調味料。クエン酸が豊富で疲労回復、脂肪燃焼効果がある。
<みそ>
大豆や米、麦などを蒸して塩と麹を混ぜて発酵させた調味料。必須アミノ酸やビタミンB群、大豆イソフラボン、ストレス抑制・ダイエット効果のあるGABAを含むすぐれもの。
<塩麹>
麹と塩に水を加え発酵させたもの。肉や魚など食材を漬け込むと柔らかく旨味もアップ。切った野菜にもみ込むだけで即席漬物、オイルと合わせてドレッシングなど。様々な用途に使える便利な万能調味料
<しょうゆ麹>
しょうゆに麹を加え発酵させたもの。塩麹同様に使い勝手がよく、揃えておきたいアイテム。しょうゆにまろやかな甘みがプラスされたような風味で男性にも好まれやすい。
<甘酒>
柔らかく炊いた米に麹を入れて発酵させた飲料。必須アミノ酸やミネラルが豊富で「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高い。疲労回復や夏バテ予防に。豆乳などで割ってドリンクにしたり、砂糖の代わりに使えばコクや旨味もアップ。
■発酵調味料の生かし方
麹に含まれる酵素は熱に弱いため、酵素を生かすには加熱時に配慮が必要。お味噌汁を作るとき味噌は最後に溶かし入れるのがポイントです。
発酵の世界は奥が深いですね。しかし普段の食事に取り入れることは「意外と簡単♪」と感じてもらえたのではないでしょうか?発酵調味料を使うだけで料理をさらに美味しく、同時に腸をきれいにしてくれます。まずはお味噌汁1杯から。すっかりあなたも腸内美人♪
・暑い日は、くず粉を入れず冷たいスープにしても美味しいです♪
・秋冬は、根菜類やかぼちゃを入れて冷えも改善できるほっこりスープ

前田 美樹
職 業 | 管理栄養士 |
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保 有 資 格 | インナービューティープランナー |
ブ ロ グ | http://s.ameblo.jp/yasadai/ |
得意ジャンル | ほっこりスイーツ |
趣 味 |