
にんじんとかぼちゃのシナモンマリネ
材料(4人分)
にんじん(ピーラーで削る)・・・80g
かぼちゃ(ピーラーで削る)・・・80g
A
白ワインビネガー・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/2
亜麻仁油・・・小さじ2
シナモン・・・少々
飾り用
アーモンド(粗く刻む)・・・6粒
作り方
①ボウルにAを入れ混ぜ合わせ、マリネ液を作る。 ②①ににんじん、かぼちゃを入れ、マリネ液をもみ込むように混ぜ、30分程度おいて味をなじませる。 ③器に盛り、アーモンドをちらす。
みなさま、こんにちは。
季節もすっかり秋めいてきましたね。
急激に温度が低下する10月から11月を境目に、肌はとても乾燥しやすい状態になると言われています。乾燥肌を招いてしまうのは、おもに肌の水分保持力が下がってしまうことが原因とされています。アウタービューティーであるスキンケアはもちろん大切ですが、食物から栄養をいただき、体の内側からも乾燥肌対策をしていきましょう♪
では、さっそくレシピを紹介します。
【にんじんとかぼちゃのシナモンマリネ】
※にんじんとかぼちゃが小さくなってピーラーで削りにくくなったら、包丁で薄切りにする。
肌の潤いを保つ角質層
皮膚の潤いは角質層にある3つの保湿因子(皮脂膜・天然保湿因子・角質細胞間脂質)が重要な働きをしています。
皮脂膜・・・・・・皮膚の水分蒸発を防ぎ、皮膚のつや、なめらかさを与えている。
天然保湿因子・・・皮膚の角質層に存在する物質。水分を角質細胞内に取り込む。
角質細胞間脂質・・角質細胞の周りを埋めるように存在することで水分の蒸発を防いでいる。
これらの成分が肌のバリア機能として役割を果たしており、バリア機能が正常に働いていると肌の水分保持力も安定します。
食事から細胞の質をアップさせるには・・・
〇肌の潤いに油は不可欠
~とっておきのオイルが私を綺麗にしてくれる~
必須脂肪酸のオメガ3系脂肪酸は体内で作ることができない油であり、血液を綺麗にし、中性脂肪を減らす働きがあるとされている油です。具体的には、亜麻仁油、エゴマ油、しそ油、インカインチオイル、サンマやサバなどの青魚の油があります。本来、オメガ3系の油は酸化しやすい油なため、冷蔵保存し、食べる際は生で摂取しましょう。
加熱する場合には、酸化しにくいオメガ9系の油であるオリーブオイル、米油、菜種油、アボカド油などを使いましょう。
加熱や空気に長い間ふれている油は酸化しています。これらの酸化した油は、肌の潤いを低下させる原因に。お総菜や加工食品、コンビニ、外食から摂取していることが多いので注意しましょう。
〇積極的にとりたいビタミンA・C・E、鉄分、ポリフェノール、リコピン
◆ビタミンA・・肌のターンオーバーを調え、肌を丈夫にし、潤いを保つ
人参、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草、チンゲンサイ、パプリカなどに多く含まれる。
◆ビタミンC・・保湿・美白・アンチエイジングに効果的。
パプリカ、ブロッコリー、かぼちゃ、春菊、菜の花などに多く含まれる。
◆ビタミンE・・血行を良くすることで肌の新陳代謝を促進する。
かぼちゃ、赤パプリカ、小松菜、かいわれ大根、アーモンドなどに多く含まれる。
◆鉄分・・血行を良くすることで肌の新陳代謝を促進する。ビタミンCと一緒にとると吸収率UP☆
切干大根、小松菜、チンゲン菜、ひじき、あさり、大豆加工品(木綿豆腐や納豆)などに多く含まれる。
◆ポリフェノール・・強い抗酸化作用により、紫外線などで発生する活性酸素を除去し、肌ダメージを保護する。
赤ワイン、ブルーベリー、玉ねぎ、ごぼう、大豆、ごま、みかん、そばなどに多く含まれる。
◆リコピン・・強い抗酸化作用により、美しい肌の生成を促進する。
完熟トマト、スイカ、柿
〇発酵調味料を使おう
発酵調味料には肌の新陳代謝を助けるビタミンB群が豊富に含まれています。
発酵調味料の中で特に麹や酒粕、甘酒は、ビタミンB2を含むため、皮膚を活性化させ肌の保湿効果があると言われています。
このように、良質な油、美肌ビタミンACE、抗酸化物質であるポリフェノールやリコピンが豊富に含まれる食材を積極的に摂りいれましょう。


分須智美(わけすともみ)
職 業 | 管理栄養士(栄養指導) |
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保 有 資 格 | 管理栄養士、栄養教諭、インナービューティープランナー、インナービューティーダイエットアドバイザー、 インナービューティー美腸マイスター、インナービューティーオイリスト |
ブ ロ グ | ブログ ameblo.jp/tomomi-wakesu インスタグラム @tomoos_kitchen |
得意ジャンル | 美腸美肌ごはん、スイーツ |
趣 味 | 料理、旅行、カフェめぐり |