
ツヤ肌、ムキ卵肌、もっともっと美肌力を上げる欲張りレシピ「カラフルトマトの艶肌マリネ」
材料(作りやすい分量)
プチトマト・・・12個
大葉(千切り)・・・2枚
A
塩・・・小1/6
酢・・・大さじ1/2
オリーブオイル・・・大さじ1
作り方
- プチトマトのお尻側にごく薄く十字に切り込みを入れる。熱湯をまわしかけ、ザルにあげ、めくれた切り込みからそっと手で皮をむく(湯むきする)。
- ボウルでAを混ぜ合わせ、1を和え、冷蔵後で冷やす。
- 器に盛り、大葉をのせる。
■見た目も可愛い美肌レシピをご紹介
さっとできて、おしゃれな前菜としても出せるビタミン補給レシピ。 今回のコラムは、そんな簡単レシピとともに肌荒れを解決する食生活についてです。
■肌の不調は食事でコントロールできる
日々悩まされるニキビや吹き出物、シミやシワ、くすみといった肌トラブルは、実は身体が私たちに教えてくれるサインです。薬やコスメで外側から対処をする前に、一度日々のお食事を振り返ってみましょう。過剰に摂りすぎているものがないか見直してみると原因が見えてきます。 例えば、寝不足が続いて肌が荒れたり、便秘がちだと肌にブツブツができたりするのも、肌の表面上のトラブルというよりは身体の内側からのサイン。つまり、肌のトラブルに目を向けることは、食事の質を変えるチャンスなのです。 肌の細胞が生まれ変わるターンオーバーは約28日。小さな不調であれば、食事を変えることで数日で改善されることもあります。肌トラブルに早く気づき、食べるもので肌の調子をコントロールできることがわかれば憂鬱な気分も減らすことができますね。
■現代女子が悩む肌荒れの原因
肌トラブルに改善したいとき見直すべきは「摂りすぎているもの」です。日々の生活では意外と無意識に食べていることも多いため、食事記録をつけることもおすすめです。自分が何をどのくらい食べているか振り返ることで肌荒れの原因を見つけることができます。 美しさの始まりはデトックスから。腸に溜まった老廃物をきちんと排泄してスムーズな巡りをつくることが美肌づくりのスタートです。過食状態が続いていると、胃腸が常にフル活動してしまい、肌にいい栄養を摂っても吸収する効率が悪くなるからです。 ・過剰な<糖質>は肌の老化を促進する。 お菓子やパンの食べ過ぎは、その摂取した糖質を代謝するために、美肌ビタミンと呼ばれるビタミンB群を浪費してしまいます。 ・酸化した<油脂>は炎症を起こす。 赤くなったニキビは炎症のサイン。食べ過ぎたものを減らすことで自然と治っていきます。揚げ物、炒め物、お惣菜、加工品が多くなかったか振り返ってみましょう。
■つやつや美肌をつくるもの
過剰に摂りすぎていたものを控えたうえで、美肌力を上げる積極的に摂りたい栄養素はこちら。 ・βカロテン(体内でビタミンAに変換) お肌の潤いを保ち、新陳代謝を活発にしてメラニンを排出します。 <にんじん、モロヘイヤ、豆苗、春菊、ほうれん草、大葉> ・ビタミンC コラーゲン生成を促し、シミやそばかすを防ぎます。 <パプリカ、菜の花、ブロッコリー、ピーマン、トマト> ・ビタミンE 若返りのビタミンとして知られ、血行を促進して冷えを予防。肌の潤いを高めます。 <アーモンド、モロヘイヤ、かぼちゃ、アボカド>
■今日から実践!美肌力アップの食べ方
まずは<緑色の野菜>を食べること。春は菜の花やアスパラガス、夏はモロヘイヤやオクラ、秋冬はほうれん草や小松菜がおすすめです。それぞれの季節に旬を迎える緑色の野菜を毎日食べると、次第に肌荒れは改善していき透明感のある肌に変化していきます。 次に<発酵調味料>を取り入れること。微生物の働きによってつくられる発酵食品は、美肌の基本となる「腸をきれいにする効果」や「アンチエイジング効果」が期待できる優秀な食材です。味噌や醤油、みりん、酢といった昔からある発酵調味料にこだわり、日常的にいただきましょう。

前田美樹
職 業 | 管理栄養士 |
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保 有 資 格 | 管理栄養士、インナービューティープランナー、インナービューティーダイエットアドバイザー、インナービューティースイーツマイスター |
ブ ロ グ | http://s.ameblo.jp/yasadai/ |
得意ジャンル | 米粉スイーツ、ほっこりおうちごはん、お弁当 |
趣 味 |