
スイーツでも腸を整える。麹を使ったスイーツ!【いちごの甘酒ババロア】
材料(4人分)
粉寒天・・・小さじ1/2
水・・・50ml
A
豆乳・・・300ml
甘酒・・・150ml
葛粉・・・大さじ1•1/2
塩・・・ひとつまみ
B
いちご(フードプロセッサーでピューレ状にする)・・・100g
レモン果汁・・・小さじ1
いちご・・・適量
作り方
- 鍋に粉寒天と水を入れ、5分ほどふやかす。
- 1にAを加え、泡立て器で静かによく混ぜ、中火にかける。
- ダマができないようにヘラで絶えず混ぜながら、ふつふつとしたら弱火にし2〜3分。火を止めBを加え、よく混ぜ合わせる。
- お好きな容器に流し入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。
- 薄切りいちごを外側から重ねてバラのようにトッピングする。
■スリムも美肌も腸を整えることから
スイーツで腸を整える。そんな欲張りな願いも叶います。 鍵となる「麹」の正体と、それを生かしたインナービューティースイーツの簡単レシピを合わせてご紹介します。
■腸を整える「麹」
数年前にブームになった塩麹。もうすっかりおなじみの調味料のひとつですね。お料理で余ってしまった半端の野菜ももみ込むだけで即席漬物になったり、肉や魚に漬けこめば柔らかく旨みも高まるとして、その効果が人気の秘密です。 そんな麹調味料の代名詞、塩麹は市販のものを買わなくても手軽に手作りできます。塩と麹をすり合わせ、ひたひたになる量の水と混ぜるだけ。1日1回混ぜながら1週間から10日ほどで、麹の角が取れとろんとなめらかになったら完成です。簡単に美味しい料理を作る麹は、腸内環境を整えるのに欠かせません。麹に含まれる麹菌によって日本人の腸は守られてきたとも言えます。
■美肌は麹でつくられる。
肌がきれいな人は、麹を日々の食生活に上手に取り入れています。麹は美味しいだけでなく、肌を美しくする効果まであるのです。美肌ビタミンとも呼ばれる<ビタミンB群>が豊富に含まれています。例えばビタミンB1は、糖質の代謝に欠かせないもので疲労回復効果もあります。ビオチン(ビタミンB7)はコラーゲンをつくる働きを促したり皮膚の炎症を抑えることで、美肌効果が期待できる成分だと言われています。ナイアシン(ビタミンB3)は、血流を改善する働きがあることも知られています。このように、ふっくらツヤツヤ肌に必須のビタミンB群を豊富に含んだ麹は、美容効果抜群の食材なのです。
■スイーツに麹!?美人は賢く麹を取り入れる。
スイーツで麹を取り入れるなら「甘酒」がおすすめです。甘酒には、酒粕でつくるものと、麹でつくるものとがあります。ここでご紹介するのは麹でつくる甘酒。日本ではずいぶん昔から飲まれている伝統食で、米と麹と水を材料とし、麹という麹菌のかたまりを加えることで出来上がる発酵食です。 甘酒は近年メディアでも取り上げられ、健康・美容効果があることはご存知の方も多いのではないでしょうか。なぜ体に良いと言われているのか。ここで改めてご紹介しますね。 甘酒の成分は、ブドウ糖のほかビタミンB群や必須アミノ酸を含んでいます。これは点滴と同じ成分で「飲む点滴」とも呼ばれるほど。甘酒のなめらかで濃厚な甘さも砂糖ではなくお米由来の甘さなので体への吸収も緩やかで優しいのです。エンプティーカロリーの(栄養素はからっぽだけどカロリーはある)お菓子から、甘酒を使ったビューティースイーツにシフトすれば、心も満たされながらお肌もツヤツヤになっていきますよ。

前田美樹
職 業 | 管理栄養士 |
---|---|
保 有 資 格 | 管理栄養士、インナービューティープランナー、インナービューティーダイエットアドバイザー、インナービューティースイーツマイスター |
ブ ロ グ | http://s.ameblo.jp/yasadai/ |
得意ジャンル | 米粉スイーツ、お弁当、ほっこりおうちごはん |
趣 味 |