どうしてオーガニック食品がいいの?

「オーガニック」と聞くとどんなことを思い浮かべますか?「身体に良さそう」というイメージをお持ちの方は多いと思います。でも実際に、オーガニックとはどのようなもので、どのように良いのか、ということをご存知の方は少ないのかもしれません。そこで今回は、『どうしてオーガニック食品がいいの?』をテーマに、オーガニックについて探っていきたいと思います♪

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オーガニックとは

オーガニックとは、化学肥料や農薬、環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を使用しない農林水産業や加工方法のこと。人間や動物、環境にとって「不自然」なものはできる限り使用せず、よりナチュラルで、環境に配慮された、持続可能な生産管理方法のことです。ちなみに、オーガニックは「有機」を意味し、オーガニック野菜と有機野菜は同じものを指します。牛や豚などの畜産物については、有機農産物を飼料として与えること、放牧などのストレスを最小限に抑えた方法により飼育すること、抗生物質や遺伝子組み換え技術が使用されていないことなどがオーガニックの条件となっています。

オーガニックの認定

現在日本では、国の基準によってオーガニック(有機)認定が受けられるものは、食品に限られています。例えばコスメは、日本ではその基準が定められておらず、世界でも国によるオーガニック認定が受けられるのは、オーストラリアのみとなっています。日本においてオーガニック食品として販売する場合は、「JAS法」に則り、登録認定機関の検査・認証を受け、「有機JASマーク」をつけることが義務付けられています。オーガニック食品を買いに行く際は、このマークを目印に探してみてくださいね。

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オーガニック食品と健康

オーガニック食品は、前述のとおり化学肥料や農薬、環境ホルモンや遺伝子組み換え技術を使用しないため、人体に与える化学的危害リスクが一般の食品に比べてかなり低いといえます。加工段階においても、保存料や着色料などの添加物を最小限にし、化学染料や塗料を使用していないので、アレルギーの原因を抑えることができると考えられています。そして気になるオーガニック食品の栄養価ですが、まだまだ研究段階のようです。とはいえ「オーガニックトマトは従来のトマトに比べ、フィトケミカルとビタミンCが豊富に含まれている」といった研究結果も発表されており、今後オーガニック食品はさらに注目を集めていきそうです。

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オーガニック食品と環境

オーガニックの目的の一つに「環境保全」があります。オーガニック食品は化学肥料や農薬などを使用しないため、農業生産による環境への負担をできる限り抑えることができます。土壌や水を守りながら、自然循環機能を維持することが可能なのです。また、このように自然の恵みを生かした生産方法においては、農地の生産力を発揮させ、気候や土壌の性質に適した農産物を栽培する方が効率的であるため、特産物による地域活性化が期待できます。私たちも、オーガニック食品を選択していくことで、環境にやさしい農林水産業の発展に貢献し、次世代に安全な環境と豊かな自然を残していくことができるのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。


オーガニック食品とは、健康だけでなく環境にも配慮した方法でつくり出され、自然の力を最大限に秘めたもののことでした。もちろん日本インナービューティーダイエット協会のサロンでは、こだわり抜かれたオーガニック食品や有機野菜が使用されています
私たちの世界は選択肢が非常に多く、たくさんの物と情報であふれています。「なにが良いのだろう…」と迷うこともありますが、自分にも大切な人たちにも、そして地球にも優しい選択をしていけたら素敵ですね。

佐藤百合絵

職   業 自然療法士の卵
保 有 資 格 インナービューティープランナー
ブ ロ グ http://s.ameblo.jp/yuriesato/
得意ジャンル ハーブ、栄養学、メンタルヒーリング
趣   味 ヘルスフードショップ巡り

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