急にふらっとする・・・など女性は貧血の症状を経験をされる方は多いかと思います。
そして「鉄分はいいとは聞くけど効いているのかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そんな方はせっかく摂った鉄分を上手に体内で活用できてない可能性も。
そのポイントについてまとめてみました。
1.まずは貧血について知りましょう。
血液の一定容積中の赤血球つまりはヘモグロビン(血色素ともいい、赤血球全重量の3分の1を占める)が減少している状態をさします。
症状としては貧血は全身の臓器組織の酸素欠乏であるために、どの臓器も機能が低下するが、とくに酸素消費の多いところが先に症状として現れやすい。そのような臓器は中枢神経(脳)、心筋、呼吸器(肺)、消化器(胃腸)、生殖器(卵巣)などです。例えば、頭痛、めまい、耳鳴り、注意力低下、集中力低下、強い眠気、動悸、息切れ、食欲不振、下痢、便秘、生理不順、疲労、倦怠(けんたい)、肩こりなどという形で現れます。
これはいつも笑顔で美しくありたいと思う女性が多い中で、笑顔になりづらい症状ですよね。決して侮れない病気の1つです。
その貧血の原因から、貧血改善、予防をしていきましょう。
2.ビタミンCとたんぱく質で鉄分吸収アップ。
貧血の1つの原因に「ヘモグロビンの減少」があります。
鉄分は、そのヘモグロビンの材料になり、全身に酸素を運んで代謝を助けてくれるものです。
また骨や血液を作ったりと体の調子を整える大切なミネラルです。体内で合成はできず、食事から摂るしかありません。しかし、「鉄分体内への吸収率が低い」のが難点なのです。
そのため。ビタミンCさらに…たんぱく質と一緒に摂取して、鉄分吸収をアップしましょう。
ビタミンCの多い食材は、小松菜、ピーマン、ブロッコリー、紫キャペツ、ほうれん草などです。
たんぱく質は、大豆、納豆、豆腐、豚肉、鶏肉などで、マイタケにもたんぱく質は少量ですが含まれます。
3.コーヒーや紅茶はお食事中は控えて。
鉄分の吸収をタンニンと呼ばれる渋味成分が鉄分の吸収を妨害します。そのため、コーヒーや紅茶はお食事後数時間空けたホッとブレイクな時間に飲まれてください。
4.ビタミンB6で鉄分を全身へ
鉄分を摂っていても、その鉄分を全身へ運んでくれるお助けマンがいないと全身には運べません。
その役割をしているのが、トランスフェリンというたんぱく質からなるものです。たんぱく質を摂取したうえで、さらにビタミンB6 を摂取すると、たんぱく質の代謝がアップしてくれます。
ビタミンB6の多い食品は、にんにく、ごま、酒かす、マグロ、カツオ、レバーなどです。
上手く他の食品と組み合わせて貧血のない美しい女性を手にされてみてくださいね。