皆さまこんにちは。
インナービューティープランナーの水沼実優です。
最近ピラティスを始め、呼吸を意識して行うことで頭がスッキリする、気持ちが前向きになるなど様々なメリットを感じています。
そこで今回は、呼吸についてお話させていただきたいと思います。
人は、毎日呼吸をして生命を維持しています。その数なんと一日に約2万回だそうです。しかし、当たり前すぎて意識しないことの方が多いと思います。「息」という字は「自ら」という字に「心」と書くように、自分の心の状態が表れると言われます。例えば、緊張しているときには呼吸が乱れたり、深呼吸をして心を落ち着かせたりといった経験は誰にもあることでしょう。インナービューティーダイエットでも、姿勢・呼吸・口角をあげるといったIBトリートメントもありますよね。
○鼻呼吸と口呼吸
鼻づまりや激しい運動時、空気が高温・低温だったときに口呼吸になりますが、通常は鼻呼吸が正常です。マスクをつけると、苦しく酸素を早く取り込みたいという気持ちから、運動時と同様に口呼吸になってしまう人が多いと言われています。鼻呼吸の場合、鼻腔内の粘膜が細菌やウィルスをブロックし、冷たく乾いた空気を加湿し温めて体内へ届けてくれます。これに対し口呼吸は、殺菌作用、消化作用、粘膜を保護する潤滑作用など健康効果のある唾液が乾いてしまうことによって、口臭や口内炎、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。また、乾燥したのど粘膜は、異物をブロックできず、風邪やアレルギーにかかりやすくなります。今の時代、一日中マスクをつけていることも多いので、意識して鼻呼吸を行っていきたいですね。
また、猫背だと首が前に出て口も開きやすくなってしまうので、姿勢を正すことは呼吸を整えるためにも大切です。
〇胸式呼吸と腹式呼吸
ピラティスでは胸式呼吸、ヨガでは腹式呼吸を行うことで知られています。胸式呼吸は、おなかを引っ込めるようにキープしながら肋骨や背中に酸素を入れるようなイメージで鼻から吸います。そして、お腹は薄くしたまま体の力は抜き、ゆっくりと口から吐き出します。胸式呼吸を行うことで、脳に酸素が一気に取り込まれ、交感神経が優位になり、脳が活性化します。一方腹式呼吸は、お腹を膨らませるようにして鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹をへこませながら口から息を吐きだします。腹式呼吸をすることで副交感神経が優位になり、心身はリラックス状態に入ることができます。疲れたとき、ストレスが溜まってしまったとき、呼吸に目を向けて心身をリフレッシュしていきたいですね。また、気合いを入れたいときと落ち着きたいときで呼吸を変えることができると良いと思います。
まだまだ不安な世の中ですが、まずは自分を満たす方法として、お食事を整えることと同時に、深く呼吸を行うことも意識していきたいですね。そして、苦しいときもわたしは大丈夫!と思える心の状態をつくっていきたいですね。わたしもつい心に余裕がなくなったりネガティブになってしまうことがありますが、そんなときは青空にむかって深呼吸をしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
忙しい日々の中で、少しでも自分と向き合い愛する時間が作れますように。
【プロフィール】
♪名前 水沼実優(ミズヌマミユウ)
♪職業
保育園 管理栄養士
♪保有資格
インナービューティープランナー、インナービューティーダイエットアドバイザー、
インナービューティー美腸マイスター、インナービューティー和食マイスター、管理栄養士
♪ブログ
♪得意ジャンル
簡単発酵おかず、グルテンフリーお菓子
♪趣味
ピラティス、読書、レシピ本を見ること、YouTubeで癒しの音楽を聴くこと