みなさんこんにちは。インナービューティープランナーの有光眞織です。
先月、宝島社から発売された『体の中からきれいになる食べ方』みなさんはもう手にされましたか?
こちらの本の目玉は、全国のIBP50名の珠玉のレシピですが、私のお気に入りは、『インナービューティーSDGsプロジェクト7ヶ条』というものが掲載されていることです。
私たちが未来の地球のために、『今、できること』について話し合いが重ねられて出来た、こちらの7ヶ条。食材を丸ごと活用することや、環境と健康に配慮した調理法の実践、持続可能なたんぱく質源の選択など、日ごろからインナービューティーダイエットのお食事法を実践している方からするとニヤニヤしたくなる項目です。
そして奇遇なことに、個人の活動としてミセスグローバルアースという大会の講師として登壇する機会をいただき、この夏はSDGsについて勉強しました。SDGsは17の目標が掲げられているのですが、1つ1つを読み解いていくと本当に身震いするほどの現実があることが分かります。だからこそ、今、ここから行動していく重要性がある!と再認識したので、こちらのコラムで書きます。
「水って大事!!」
今、この世界の中で清潔な水を利用できない人は約8億人いるといわれています。私たちは水道の蛇口をひねれば透明で飲むことができる水を使えることが大前提の生活を送ることができていますが、途上国で暮らす人々は、今も水を求めて数キロ離れたところまで野山を越えて水汲みをしに行き来しています。そして、苦労して手にした水は泥水のように濁っており、安全性が確認できないままに使用し命を落とすこともあるのです。私自身も、大学時代にボランティア活動でインドに行き、清潔な水のありがたさを痛感した経験があります。
世界中の水をバスタブ1杯とすると、その中で私たちが飲料水として使える水(淡水)は、大さじスプーン2杯程度だといわれています。ウォータースチームするときに使う、あの量です。世界中の水の97.5パーセントが海水で、残り2.5パーセントが淡水。でも、北極や南極の氷河として凍っているため、実際に使えるのが0.008パーセントなのです。それが、大さじ2です。
そしてそのわずかな水を、世界人口の一部の人たちで独占し、かたや途上国では清潔な水が使えない環境下にある今、『持続可能な』地球環境にしていくには世界中の人たちが安全な水と衛生的な環境で生きられるようにすることの必要性が叫ばれています。
生活排水といって、私たちが日常生活で使用する水は、例えば食器の洗浄や洗濯の排水、お風呂やトイレなど様々なものがありますが、それをまた浄化するにも大量の水を用いるシステムとなっています。だからこそ、調理する際に油を使用しないウォータースチームは環境保護の面でも理にかなっており、カレーやシチューなども普通に作る場合と異なり、洗剤の量が格段に減らせるため、すでに実践されている方は『にやにや』できるんですね。お米に関しても、研いでも研いでも白濁する白米より、さらりと研げる玄米も、私は大好きです。
生活排水を、できる限り地球に負担をかけない方法で行うこと、余力があれば、給水設備の設置や水質調査をするウォーターエイドなどに寄付をすること、私たちが日本にいながらにして、世界のためにできることは実はたくさんあります♪
自分を大切にすることが、地球を大切にすることにつながるって素敵だなと思う今日この頃。インナービューティーSDGsの実践を、ぜひこれからも一緒にしていきませんか。
今日もお読みいただきまして、誠にありがとうございました!!
【プロフィール】
♪名前 有光眞織
♪職業
IBダイエット協会公式パートナー校クッキングサロンKitchentalk主宰&高校教師
♪保有資格
インナービューティープランナー・インナービューティーエイジレスフードマイスター・インナービューティーフードスペシャリスト・インナービューティーダイエットアドバイザー・インナービューティースイーツマイスター・インナービューティーフードスペシャリスト
♪ブログ
https://cookingsalonkitchentalk.com
♪得意ジャンル
魚介類を用いた簡単レシピ・省エネ系スピードごはん・ダイエットに特化した腸活おばんざい・インナービューティースイーツ・お酒に合うIBおつまみ
♪趣味
茶道、カフェ巡り、読書、愛猫のお世話など。