みなさまこんにちは^^
インナービューティープランナーの川原優果です。
最近、「SDGs」や「エシカル消費」という言葉をテレビや雑誌、SNSなどで、よく耳にするようになりました。
みなさまにも聞いたことがある、もしかしたらすでに意識して生活しているよ~という方も多いのかもしれませんね。
私自身、この言葉を知り、関心を持ち始めたのはここ最近のことでした。。
テレビで同年代の人たちが、環境問題について話し合い、行動を起こしているのを観たり、暮らしに関わる動物たちが犠牲になっている現実があること、そしてその動物たちを守るためにも優しい選択があることを、友人がSNSで広めている姿などを見たりして、
これからの社会や環境のことを思うと、知っておかなければならない現実や、普段の生活を見直すことも必要かもしれないと、思うようになりました。
エシカル消費ってなんだろう…SDGs…?そう思う方に、私自身もまだ知るという段階で勉強不足ではありますが、この場で少しお話させていただきたいなと思います。
私たちは、生活をしていくために、食べ物や、服を買い、物を使ったりしていますよね。
使ってなくすことを「消費」といいますが、その消費している全てのものは、元をたどると地球の自然が恵んでくれたもの。
生きていくために必要な水も食べ物も、木材やエネルギーも地球の自然があるからこそ
手に入れることができ、私たちはそれを消費しています。
ところが今、消費しすぎているゆえに、世界でさまざまな社会問題が発生しています。
それを改善していこうという動きが出始め、2015年に国際連合は、2030年までに達成を目指す、世界の未来を変えるための17の目標を掲げました。それが「SDGs(エス・ディー・ジーズ、持続可能な開発目標)」です。
目標達成を目指すため、身近にできることの1つとして、エシカル消費の取り組みが注目されています。
- エシカル消費ってなに?
普段食べている物や洋服などの消費しているものは、元をたどれば自然の恵みで、そしてそれはどこかで誰かが作っているものです。
一部の例ですが、チョコレートを買う時、値段やパッケージなど目に見えるものがありますが、
見えない背景として、原料のカカオ豆は海外から輸入しており、そのカカオ豆農家の中には、安い賃金で厳しい重労働を行い、学校も行かずに働く子どもたちがいるということ。
安く買える洋服の元をたどっていくと、途上国での過酷な環境・長時間労働・低賃金の人たちが作っている場合があるということ。
普段買っているものが、使っているものが・・・
元をたどると実は、人や社会や環境と「つながり」があるのです。
身の回りにある物、それぞれ何につながっているのか、目に見えないからこそ、想像するのはなかなか難しいことだと思います。私も洋服を買う時、どこで誰が作ったものか考えたこともありませんでした。
つながっているということは、私たちが何を買うかという消費の仕方で、その繋がっているものに影響を与えること。
それなら、人にも社会にもいい影響を与える消費の仕方をしていこう
それがエシカル消費です。
「エシカル」は日本語に訳すと「倫理的な」という言葉になりますが、エシカル消費は人や社会、環境、地域のことを考えながら、物を買ったり使ったりするようなことです。
物を買うという行動は、将来の社会全体に大きな影響を与える力があるのです。
普段のちょっとした買い物が、人や環境、社会に影響を与えるのならば、良い方向へ向かう消費の仕方を考えることも大切なことですよね。
これからの未来のために、そして生まれてくる子どもたちが、安心して生きていくためにも、
できることとは何なのでしょう。
- エシカル消費を楽しんでみる
節水、節電、エコバックを使うことも環境を想ったエシカル消費の1つ。
物や服は、長く大事に使ってみる、オーガニックコットンやフェアトレード商品の存在を知り見てみる、身の回りにプラスチック製品がどのくらいあるのか調べてみる、子どもたちと一緒に考えてみる、話してみる、小さなことですが関心を持つこともエシカル消費への第一歩だと思います。
「これを買わなければならない、あれは買ってはいけない」というよりも、
自分ならこれができそう、こうしてみたい🎵
それが結果として”人にも環境にも優しい”に繋がっている。
そんな選択が増えると、社会にいい影響を与え、生活する上でも優しい気持ちになれると思います。
社会問題となると壮大のことのようで難しく感じますが、
自分たちの消費の仕方で、将来に渡って社会全体に大きな影響を及ぼすということを、知っておくのは大切なことなのかもしれません。
私自身がまずエシカル消費として、身近にできそうだと思ったものの1つは『地産地消』でした。
地産地消とは、地域で作られた生産物や資源を、その地域で消費することです。メリットとしては、何より新鮮でおいしく、どこで、誰が作ったものなのかがわかるので安心できること。車での輸送距離が短いため、排出する二酸化炭素も減らすことができ、環境にいいこと。生産者と消費者との距離が近いため、交流も盛んになることなどが挙げられます。
外国産の物を選ぶことも楽しいですが、手元にある食材たちが、自分の地域のもので…あの人たちが作ったもので…または知り合いが…親戚が、友人が作ったもの…のように
自分との距離が近いほど、大切に作ろう、食べようという意識も高まりますよね。
この食材たちは、いったいどこからきたのだろう?
買い物をするとき、料理をするとき、考えてみるのも1つだと思います。
人や環境、社会のために、今からできる小さなこと、一緒に探してみませんか?
なにか、考えるきっかけになれば嬉しいです。
明日もいい1日になりますように^^
♪プロフィール♪
名前 川原優果
♪職業♪
管理栄養士 インナービューティープランナー
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Instagram yukaapipi ブログ https://ameblo.jp/yurayurabbit/
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簡単なおうちごはんと家庭料理
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カフェ巡り、ドライブ、音楽