立春を迎え梅の花が咲き始める頃、少しずつ日も暖かく感じるようになり、春を迎える準備の時期ですね。
春は気持ちも新たに、新生活をスタートする方も多いのではないでしょうか。
またおうち時間も増えた今、家の中を心地良い空間にすることに興味を持つ方が増えたように感じています。
普段インテリアアドバイザーとして活動しているので、今回はお部屋の空間づくりについて書いてみました。
- お部屋の印象を大きく変える床選び
多くの面積を占める床と、壁や天井は部屋の印象を決めるとても大切な部分です。
白やオーク系の明るい床は、お部屋自体も広く明るい印象にしてくれます。
床色に合わせた明るい色の家具をセレクトし、植物が映えるナチュラルな印象の空間にしたり、床よりも濃い色の家具を置いて、メリハリをつけるのも空間が引き締まりオススメです。
反対にウォールナットやチークなどの濃い床色は、落ち着いた重厚感がある印象になります。
濃い床色に、明るい家具を置くとチープな印象になる場合もあるので気をつけてくださいね。
床色が濃いと、暗くなるのかな?と心配される方も多いですが、床よりも壁や天井の白い面積の方が大きいので、意外と安心される方が多いです。
床の素材もタイルだと無機質でスタイリッシュな印象に、大理石調だと高級感のあるハイスタイルな仕上がりに。木の素材だと、木のぬくもりや香りを感じれる温かい印象のお部屋になります。
- 照明計画も味方につけより心地良い空間に
照明も実は空間の印象や心地良さを左右する、大切なインテリアの要素の1つになります 。
光の色味である「色温度」 に注目して、空間の用途や時間帯に合わせてセレクトするのがおすすめです。
色温度とは、光の色を表す尺度のことで、単位はケルビン(K)で表されます。
大きく昼白色・電球色・温白色の3つに分けられます。
・昼白色(5000K)…太陽光に近い白色。文字を見る書斎のデスク上や、キッチンの手元灯などの作業する場所、色味そのものをハッキリ見たいクローゼットや物入れなどにおすすめです。オフィスなどで使われていることが多いです。
・電球色(3000K)…オレンジ色であたたかく、リビングなどの団らんの空間や、寝室などのリラックスしたい場所にオススメです。料理も美味しく見え、バーやホテルラウンジなどの落ち着いた空間に多いです。お化粧する場所に入れると、メイクが濃くなる可能性があるので気を付けてくださいね。
・温白色(3500K)…数年前に商品化された、昼白色と電球色の中間の色で、どんな空間にも合わせやすい色です。
調色できるタイプの照明器具もあるので、活動的な昼間は昼白色→夕方からは夕陽の色が暖かくなるように電球色に変え、自然のリズムに合わせることもおすすめです。
照明の色や明るさは、感じ方や好みが人によって異なるので、ぜひ1度体感してみてください。
照明の色も考えながらインテリアを計画すると、より心地良い空間に仕上がりますよ。
- 肌に触れることを考えた家具選び
家具選びも、インテリアを楽しむ要素の1つですよね。
全てにこだわりたいけど、予算上難しい。。という場合は、肌に触れるソファやチェアをまずは優先するのもおすすめです。
ソファに寝転がって肌に触れたとき、どんな生地がリラックスできて心地良いでしょうか。
張地の色も沢山あって迷われると思うのですが、クッションなどで季節に合わせてコーディネートできることや、模様替えも想定して選べると長く楽しめますね。(迷う場合は無彩色であるグレーが何にでも合わせやすくておすすめです)
お部屋の空間づくりでも、季節の花を選んだり、色遊びをしたりと、、旬の食材や美しさを大切にするインナービューティーのお料理と似ていますね。
長くなりそうなので、今日はこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
♪プロフィール♪
名前 詫摩りな
♪職業♪
インテリアコーディネーター
♪保有資格♪
インナービューティープランナー、インナービューティーダイエットアドバイザー、Ayurveda Leader
♪ブログ♪
♪得意ジャンル♪
簡単発酵ご飯
♪趣味♪
登山