意外と知らない“仮眠”のポイント
「最近夜更かしが続いている」
「疲れ気味である」
「ご飯を食べた後」
「春の陽気でポカポカしている」
「ホルモンバランスの影響」
などで日中に眠くなる時ってありますよね。
その時、皆さんは眠気を我慢しないでお昼寝をしますか?
本日は“仮眠”についてお話をしたいと思います。
現在、仮眠を推奨している企業も出てきましたよね。
社員の効率アップにつながるようにと、仮眠室などが設置されている会社もあります。
眠くても気合いで何とかするという時代ではなくなってきたなと実感。
仮眠の大切さについて認知度が高まってきているのは嬉しいことです。
女性の場合は、ホルモンバランスの影響で月経周期とともに眠気が強く出るという方も多いのではないでしょうか。
主に月経2〜3日前と月経開始直後に強い眠気を感じるという方が多く、排卵期にも眠気が強く出るという方もいらっしゃいます。
個人差もありますが、通常ですと深部体温(直腸温)は19〜20時頃に一番高くなり、21時頃から徐々に低下、睡眠の開始とともにさらに急速に低下していき、明け方の4〜5時頃に一番低くなります。
体温が下がっていくときに寝付きが良くなるのですが、
排卵期から月経期までは夜間睡眠中の深部体温が高いので、熟眠感が低下することもあるのです。
「夜中に眠れなくなってしまうから我慢する」と必死に我慢する方もいますが、
それでは集中力の低下に繋がるので、眠れる環境があるならば仮眠を取るのをオススメしています。
推奨している仮眠の時間は15〜30分程度です。
これなら、お昼休みにデスクで少しだけ寝るなんてこともできますよね。
こんな短い時間寝ただけじゃ寝たりないよ!と思われる方もいるかもしれません。
睡眠負債が溜まっている方や運転される方は80分ほどでも良いと思いますが、一般的なオススメは短時間です。
「レム睡眠」「ノンレム睡眠」というのを聞いたことがありますか?
睡眠には段階があって、ノンレム睡眠の中でも睡眠段階1〜4まであります。
睡眠段階3になってしまうと、名前を呼んでもなかなか目覚めることが出来ない状況。
この時に目覚めようとすると、眠気でなかなか起きることができなかったり、ひどく眠気が残ってしまい逆効果になってしまいます。
青年期から若年成人では15〜20分程度。
中高年では30分程度で睡眠段階3になってしまいますので、それまでに目覚めることでその後の集中力アップや仕事の効率を上げることにつながっていきます。
個人差がありますので絶対この時間というわけではありませんが、
起き抜けに爽やかな印象が与えられればちょうどいい長さと考えていいです。
これ以上寝てしまうと、夜になかなか寝付けないという症状などが出てしまうかもしれません。
寝る時間が遅くなれば睡眠バランスが崩れてしますので、仮眠を取るときはアラームなどかけて長くても30分程度にとどめておくのが良いですね。
日本人は睡眠に対しての意識が低いと言われていますが、実は仮眠もとても大事なこと。
昼寝で脳の疲労が軽減されて、情報処理速度の短縮や処理容量が改善することが指摘されていたり、
睡眠が改善されることによって免疫機能が上昇する可能性などが考えられています。
免疫力を高めるためにも、食事の栄養バランスを整えるだけではなく、
美しくなるために必須な「睡眠」にも目を向けていただければと思います。
皆さんも本日から是非実践してみてください。
♪プロフィール♪
名前 ♪三部綾乃(さんべあやの)
職業 ♪美活コンサルタント
保有資格 ♪インナービューティープランナー
インナービューティーオイリス 睡眠改善インストラクター
ブログ ♪https://ameblo.jp/beauty-diet-721/
得意ジャンル ♪料理初心者、ジャンクフードがやめられない方、美肌
趣味 ♪TVを見ること