ずっと綺麗な素肌を保つ為のスキンケアの極意

みなさまこんにちは。インナービューティプランナー矢野ちかこです。

本日は、ずっと綺麗な素肌を保つ為に知っておくべき「美肌菌」についてのコラムです。

 

顔の肌には、10種類以上の「菌」がいることをご存じでしょうか。

お肌のケアが不十分だから存在している訳ではなく、どんな状態の肌にも、どんな人の肌にも菌は存在します。

肌の菌は常在菌と呼ばれ「善玉菌」と「悪玉菌」に分けられます。善玉菌は増えることで肌を健康に保てますが、悪玉菌は増えすぎるとトラブルのもとになるおそれがあります。代表的な善玉菌のひとつに「表皮ブドウ球菌」が挙げられます。表皮ブドウ球菌は、通称「美肌菌」とも呼ばれています。肌を美しく保つためには、この「美肌菌」をいかに増やすかが重要です。

 

■表皮ブドウ球菌とは

直径 1µm(マイクロメートル 1mmの1/1000の大きさ)程度の大きさのブドウ球菌は、常在菌の一種で、空気と皮脂を好む性質があります。そのため、健康な肌の表面に多く存在する傾向があり、肌のバランスを整える重要な役割があります。表皮ブドウ球菌は私たちの皮膚の汗や皮脂を食べて代謝物としてグリセリンのような潤い成分を出してくれています。これが存在することで、皮膚の角質から水分が蒸発しにくくなるため、乾燥による肌荒れなどを防げます。うるおいのある肌は全体がやわらかくしなやかになるため、表面のきめ細やかさを保つために効果的です。

 

■美肌菌を増やすポイント

美肌菌は適切にケアし、健康な肌を作ることで増やせます。そのためには日々の生活でも気を配る必要があります。下記にいくつかのポイントをご紹介します。

 

【1】洗顔方法を見直す

過度な洗顔は、肌に必要な皮脂成分まで落としてしまい、肌荒れなどトラブルの原因になってしまいます。洗顔の際は爪を立てず、ネットなどで十分に泡立ててから、なでるように洗うことを心掛けましょう。また、水の温度にも気を配りましょう。冷水や熱湯は避け、36~38℃程度のぬるま湯で洗うことで肌への刺激をおさえられます。

【2】保湿ケア

肌の表面のうるおいは気温や湿度などに大きく影響を受けます。特に洗顔後などは、肌表面の水分と一緒に、肌組織内部の水分まで蒸発してしまいます。そのため、洗顔後はすぐに化粧水でうるおいを補給し、適度なオイルなどで水分の蒸発を防ぐことを心掛けましょう。

【3】紫外線ケアをしっかりと。

日光に含まれる紫外線によって、肌がアルカリ性に傾きます。肌のphがアルカリ性になると、肌のバリア機能が弱まってしまいます。日差しの強い日に外出する際は日焼け止め塗る、日傘をさす、長袖を着るなど対策を怠らないようにしましょう。また、可能な限り直射日光を浴びないように意識することも重要です。少しでも日焼けをした日は、帰宅後に化粧水などでケアを忘れないようにしましょう。

 

【4】生活習慣を見直す

午後10時から午前2時の間は、肌が組織を修復するはたらきが活発です。この時間に十分に睡眠することで、肌が健康な状態に戻ろうとする機能をサポートできます。また、食生活にも気を配る必要があります。肌を作るために必要な栄養素である、ビタミンやタンパク質を含む食事に改善しましょう。ジャンクフードなど、脂質や糖分が多く刺激の強い食べ物は、胃腸に負担が掛かりますし、肌に悪影響を及ぼすので避けましょう。

このように美肌を保つには「美肌菌を育む」ことを意識した生活が大切です。

まずは基本的な生活習慣を整え、さらにスキンケアで美肌菌を育み、肌を健康な状態に保ち、加齢や外的環境ストレスに負けない輝くお肌を維持していきましょう。

 

 

 

♪プロフィール♪

名前    ♪矢野ちかこ

保有資格   ♪インナーダイエットアドバイザー インナービュティーフードスペシャリスト インナービュティープランナー

得意ジャンル ♪スピードご飯、ヘルシージャンク

趣味    ♪ハンドコスメ、カフェ巡り、旅行

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