皆さま、はじめまして。インナービューティープランナー36期、宇仁春香と申します。私は自身の月経不順、PMSなどの女性特有のトラブルをインナービューティーのお食事で改善して、腸を整えることの大切さと、そして、自分を苦しめるものと思っていた女性ホルモンがお食事を通して心と身体の健康の味方になることを経験し、お伝えしたいと思い、プランナーになりました。現在、大阪市内で1Dayレッスンを開催いたしており、今後は2ヶ月基礎プログラム、インナービューティーミューズ講座の開講を予定しております。どうぞよろしくお願いいたします。
腸を整えることが血液レベルで健康になり、様々なトラブルを解決へ導いてくれるといいうことを、インナービューティーを既に学ばれている方や実践されている方は体感されているかと思います。さて、「血液を綺麗にしましょう!」といわれると、皆さまはどのようなイメージを持たれますか?お水をよく飲み、お肉よりお野菜をたくさん食べてドロドロ血液からサラサラ血液へ、鉄分を増やさなくては、というようなことを思い浮かべられるのではないのかと思います。先日、読んでいた本の中に、血液の質を整えるかたは多いが血液の「量」を見直してみてはという内容の文章を見かけ、改めて血液の成分を学びなおしました。
血液成分の半分以上は血漿成分と呼ばれる水分です。(詳細にいうとまたこの中でもタンパク質など含まれますが今回は水分としてまとめます)残りが細胞成分と呼ばれ、赤血球や白血球、血小板などのことです。これらの細胞を構成する成分の大半をタンパク質が占めています。女性に多いといわれている貧血。血液検査ではHbという項目、ヘモグロビン、この値が低いと、医師から「貧血ですね、鉄分を摂りましょう!」とお話しが出てくる流れです。確かにこのヘモグロビン、鉄分を含みますが、これらもまた、赤血球の中に存在するタンパク質なのです。血液の成分の中で、水分の次に多い成分はタンパク質なのです。
水分に関しては、様々な場面で美容や健康のために水を1日に2リットルは飲みましょうといった情報を見かけるので、意識して摂られる方も多いと思います。では、血液を綺麗にしましょうと言われた時にタンパク質を焦点にみる方はどうでしょう、まだ少ないのではないでしょうか。現実に、現代女性のタンパク質不足は問題になっています。水分ばかり摂取してもその他の成分が薄まります。タンパク質は身体の水分調整にも関わりますので、タンパク質が足りない状況で、水を多く摂ると、これがむくみの原因にもなります。
2020年度版の日本人の食事摂取基準では、女性の1日のタンパク質推奨量は50 gと発表されました。1食に手のひら1枚分を摂ること、それを1日3回が目安とされています。手間にはなりますが、一度実際に、調理前で良いので秤でタンパク質となる魚や肉、大豆製品や卵の量を計測してみてください。私もお肉は大好きなので目安量は摂れていると余裕を持っていましたが、測ってみたお肉すべてがタンパク質ではないので、意外と摂れていないものだと感じました。少しお肌が荒れ気味の時のような、お野菜へ意識が向いている時などは特に足りていなかったです。
血液の水分を除くとそのほとんどがタンパク質でできています。タンパク質の量が不足すると血液の質や量が落ちます。反対に、タンパク質を意識して摂取すると、血液の質や量が改善へ向かい、血液レベルで美容や健康のあらゆる問題の解決へと導いてくれます。ついつい、美容や健康のトラブルで食事で目線がいくのは、水分不足や食物繊維、ビタミンになりがちですが、タンパク質への意識をプラスしてみませんか?
【プロフィール】
♪ 宇仁春香
♪職業 ♪ 看護師
♪保有資格♪ IBP、IBMuse、IBDA、IB美腸マイスター
♪ブログ♪ Blog: https://ameblo.jp/harupiii27
Instagram:@u_harupi_n
♪得意ジャンル♪ 解剖生理学、簡単レシピ、時短レシピ
♪趣味♪ バレエ、ヨガ