温かい飲み物の癒しの力
みなさまこんにちは。インナービューティープランナーの中島美津子です。
10月に入り一気に秋らしい気候になってきましたね。日も短くなり季節の移り変わりを感じます。
また、10月は下半期スタートとして環境が変わった方もいるのではないでしょうか?
季節の変わり目や身の回りの環境の変化は知らず知らずのうちに、心身にストレスがかかってしまいます。
最近背中がこっているな…と感じていませんか?
筋肉の弛緩などを調整する自律神経は背骨に通っているので、緊張状態が続くと交感神経が刺激され背中のこりを感じやすくなります。
背骨やその周りの筋肉が緩むと副交感神経が優位になり、リラックスした状態になり心身を健康的な状態にします。
インナービューティーダイエットの教えでもある「美しく丁寧に」を日常生活でも意識したいですね。
さて、今回は気持ちを落ち着けたいときに飲みたい温かい飲み物の癒しの力についてご紹介します。
「温かい」ってだけでほっとして、なんだか気持ちもゆるみますよね。
カップを手に持った時の温かさ、ふんわりとした香り、口に入れた時の風味、五感が刺激されそれだけでリラックスできます。
また、温度と心理状態も深い関係があると報告され、人間は温かいものをもっているだけで相手への信用、信頼が高まりやすく感じることがわかっています。
穏やかに過ごそうと思っても、少し不機嫌になったり、八つ当たりしてしまうことありませんか?
不機嫌になる自分も責めたくなる。そんな時こそ温かい飲み物でほっと一息。
温かい飲み物を持つと多少の不機嫌は治ってしまうので気持ちの切り替えにはおすすめです。
自分が好きな飲み物を、お気に入りのカップを使って飲めるといいですね♪
さらにリラックス効果を高めるならこの飲み物がおすすめです。
- 紅茶
紅茶に含まれる「テアニン」と「カフェイン」
「テアニン」には副交感神経を優位にしてストレスの抑制や深い眠りを促す効果があります。「カフェイン」はコーヒーなどに多く含まれていて覚醒効果が強いイメージですが、「テアニン」と同時に摂取することにより脳の覚醒を適度に抑え、ゆっくりと続く集中力をサポートします。
また、紅茶の香りにもリラックス効果やときめき感がアップするなど研究結果も報告されています。コミュニケーションを円滑に相手との会話を弾ませるのにも効果的ともいわれていますので、一人で過ごしたいときも大切な人とリラックスして過ごしたいときもおすすめですね♡
- ハーブティー
植物が持つチカラを穏やかに取り入れられるハーブティー。単一よりもブレンドすることにより、相乗効果や飲みやすさ、おいしさもアップします。
またカフェインが含まれていないのでおやすみ前や妊娠中の方、授乳中の方でも安心して飲んでいただけます。(種類によっては控えた方がいいものもありますのでご注意ください)
リラックスには、カモミール、ラベンダー、ジャスミン、セントジョーンズワート、レモンバーベナなどおすすめです。
- ココア
ココアの原料カカオ豆に含まれる「テオブロミン」は幸せホルモンのセロトニンに作用する働きがあります。また、カカオ豆を発酵してココアを作りますので、ココアも発酵食品と言えますね。ご存じの通りセロトニンを作っている工場は腸の中にあり、ココアはその腸内環境を整えるのに大切な要素「食物繊維」「亜鉛」「善玉菌を増やすフラバノール」を含んでいます。ココアを選ぶポイントとして、甘みが調整できる砂糖不使用の純ココア、アルカリ処理不使用をおすすめします。アルカリ処理とは聞きなれないですが、カカオの色、苦み、香りをマイルドにするため生み出された手法。カカオ本来の風味や栄養価を期待したい場合は非アルカリ処理タイプを選びたいですね。
いかがでしたでしょうか?温かい飲み物がもたらす効果は自分も一緒に過ごす相手も幸せに穏やかにしてくれます。これから寒くなる季節のリラックス時間にご参考になれば幸いです。
今日も素敵な良い一日をお過ごしください♪