混ぜるだけの30秒レシピ!艶髪ヘアオイルの作り方
皆様こんにちは。インナービューティプランナー矢野ちかこです。
今日はカンタン手作りできる艶髪ヘアオイルの作り方をお伝えします。
どんな髪質の方でも悩みはあるもの。
例えば、髪の外観の悩みで言えば
・艶がでない
・手触りが悪い
・ひっかかる
・パサつく
髪の毛の内側(髪質)の悩みで言えば
・枝毛
・乾きづらい
・髪の毛が硬い
・弾力がない
など。
基本的髪の毛は最初に外側のキューティクルがダメージを受け、進行すると内側のダメージに繋がります。
ストレス、出産、または年齢を重ねることにより、私たちの髪の毛は薄くなったり切れてしまったり艶を失っていきます。
そんなお悩みに是非、かんたんに手作りできる手作りオイルをオススメします。
ケミカルフリーなのはもちろん、とてもよい香りにも癒されますよ。
インナービューティダイエット協会公式認定講座・インナービューティオイリスト認定講座を受講された皆様は「自分の肌の脂質に近くて、必要な植物オイルを選び補うことが大切」ということを学ばれたかと思いますが、それは髪の毛も同じなのです。
今回は植物オイルと精油、たった2種類だけ使ったカンタンレシピをお伝えします。
植物オイル、精油ともに多くの種類が入りますがその中でも比較的手に入りやすい身近なもので、他のスキンケアにも汎用性が効くものをピックアップしました。
ぜひご参考くださいね。
<ヘアケアにオススメの植物オイル(キャリアオイル)>
ヘアオイルのベース。キャリアオイルとも呼ばれます。
好みの使用感や悩みに合うものを選びましょう
・ホホバオイル
成分的に油脂ではなく、植物性の液体ワックス(ロウ)
すべての肌質に合い、さらっとした使い心地で酸化しにくい。
古くからネイティブアメリカンが紫外線と感想から髪と肌を守るために愛用。
・アルガンオイル
高い保湿作用や抗酸化作用があり、髪・肌の万能オイルと呼ばれています。
栄養成分が豊富で、髪のパサつき、ハリ・コシがなくなるなど、加齢による髪悩みにもオススメ。ヘアオイルづくりには香りの少ない精製タイプがオススメです。
・カメリアオイル(椿オイル)
日本では何百年前も昔から髪のお手入れに利用されてきた椿油。
質感はやや重いですが、浸透力が高く、髪の毛や肌を紫外線ダメージからまもり艶を与えてくれます。
<ヘアケアにオススメのアロマオイル(精油)>
ダメージケア:イランイラン・ゼラニウム・パルマローザ・ラベンダー・レモン
抜け毛予防・育毛:ローズマリー
フケ・かゆみに:ティーツリー・ゼラニウム
頭皮ケアに:ゼラニウム・マンダリン・クラリセージ
・・・他多数ありますのでここでのご紹介は一例です。
これら以外にも試しお好みの香りを見つけるのも楽しいですね。
<作り方>
選んだオイル、精油を混ぜで容器に流し入れたら完成です。
<使い方>
お風呂上がりの濡れた髪の毛に2~3滴を髪の毛にまんべんなくつけます。
髪の毛の量、長さに合わせて量を調節しましょう。
髪の毛が濡れている状態は、常にキューティクルの蓋が開いてしまっている状態といえます。濡れたまま置いておくと、トリートメントやコンディショナーで入れた栄養が流出してしまいます(だから美容師の方はいつも、「自然乾燥はだめ」と言うんですね!)
そしてそんな髪の毛にオイルをコーティングすることで摩擦から髪の毛を守り、艶々に守ってくれるのです(このあたりのオイルの役割はお肌の美容オイルのそれと同じですね)。
<アロマオイルを選ぶ上での注意点>
アロマオイルはラベルやパッケージに「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」と書かれているものを必ず使用してください。
100円ショップのアロマオイルは合成香料なので髪や肌に触れる用途には使用できません。また、古くなった精油を使用すると肌トラブルを起こす恐れがあります。開封してから1年以内(柑橘系は半年)の状態のよい精油を使用してください。
<保存容器>
ポンプ式の遮光瓶や、シャンプー用の小分け容器(ソフトタイプ)などが使いやすいです。
精油の成分の中にはプラスチックを溶かす性質がありますが、今回は植物オイルで低濃度に希釈するため、容器はプラスチック製でもOKです。商品説明などご確認の上、植物オイルの保存に適したものを選んでください。
最後に。頭皮の血流が悪くなると、髪に栄養が行きづらくなるため、血流をよくするためのマッサージや軽い運動、バランスの良い食事を摂ることも大切です。
髪の毛も外側からのケア(オイルケア)と内側からのケアを行って艶々の髪の毛を育みキープしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。