春の過ごし方と望診法

 

「春の過ごし方と望診法」

 

皆さま、こんにちは。インナービューティープランナーの見原諒子です。

 

今年は、お花見会場に足を運んで、桜を愛でることは難しいですが、

それでも、街には桜が咲き誇り、春の芽吹きを感じることができる季節になりましたね。

 

皆様は、この季節をどのようにお過ごしでしょうか?
私は、車の運転をすることが多いので、桜が咲いているところに寄り道をして、車の中から桜を楽しみました。

賑やかさはないですが、自分のペースでのんびりと桜を眺めることができて、とても心地よかったです。

さて、春は芽吹きの季節。

冬の寒さに耐えていた命が、生き生きと芽生える季節です。

 

では、私たちの体にとって、春とはどういう季節でしょうか。

 

◎春は肌にトラブルが起きやすい季節

古代中国で誕生した“五行説”からみると、

春は、肝(肝臓・胆嚢)が活発に働く季節と言われています。

肝臓は体の中の老廃物を分解して排出するところ。

この時、腸が弱っていて便秘をしてしまうと、老廃物を体の外に出すことができず、皮膚に吹き出物などとして出てきます。

つまり、春は、肌にトラブルを起こしやすい季節でもあるのです。

新しいことが沢山始まる季節に、肌のトラブルが出ると、悲しくなってしまいますよね。

◎肌トラブルの原因

中医学の診断法の1つに「望診法」というものがあります。

望診法では、“肌に現れるトラブルは内臓の不調を表している”といわれています。

そして、内臓の不調は、食べ物が原因の1つになっていると考えられています。

肌にトラブルが出来た時に、どんな食べものが原因になっているのかが分かると、食事での改善方法が考えやすくなりますよね。

 

今回は、“色別”にトラブルの原因をご紹介したいと思います。

 

◎色で見るトラブルの原因

<赤い湿疹や吹き出もの>

砂糖や甘いものを取り過ぎていることが考えられます。クッキーやケーキだけではなく、アルコールや果物も要注意です。

 

<黄色の吹き出もの>

肉・魚・卵や、バター・チーズなどの脂肪分を取り過ぎてはいないでしょうか。肝臓がお疲れ気味だったり、胃腸が弱り気味になっていることも考えられます。

 

<白い吹き出もの>

大豆などの豆類や乳製品が多過ぎたかもしれません。また脂肪分の多い肉類やお刺身をとり過ぎていたことも考えられます。

 

もしもお肌にトラブルが出た時は、トラブルの色も原因を探る参考にしてみてください。

“とり過ぎ”の量には、個人差やその時の体調も関係します。

肌にトラブルが出た時には、一般的に推奨される摂取量を参考にしつつ、

「“今の私”にとっては、多すぎたのかな。」と、とる量をご自身に合わせて調整してみてくださいね。

そして、腸を整えて、とりすぎたものを排出していきましょう。

◎肝と目の関係

春は肝が活発に働く季節と最初に書きましたが、肝が働きすぎて疲れてしまうと、目にトラブルが出やすくなります。目が乾いたり、ショボショボしやすくなったりします。

目に違和感があると、ついつい手で目を触りたくなってしまいませんか。

でも、今の時期、清潔ではない手で目を触るのは避けたいところですよね!

外出中にできるだけ目に触れないようにするためにも、肝を労って、目のケアもしていきましょう。

肝に負担をかけないためには、心にゆとりを持って穏やかに過ごすことがポイントです。

また、お食事の面では、梅干しやレモンなどの酸味のある食材がお勧めです。ただし、酸味の食材も取りすぎてしまうと、逆効果なので、「美味しい」と感じられる量を楽しんでみてくださいね(^^)

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

見原諒子

職   業 セラピスト
保 有 資 格 インナービューティープランナー、IBダイエットアドバイザー IBフードスペシャリスト 、IB美腸マイスター、 IBスイーツマイスター、IBオイリスト、望診法指導士
ブ ロ グ https://ameblo.jp/ryoko53/
得意ジャンル 和食
趣   味 カフェ巡り

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