不妊とは男女が妊娠を希望し1年間、避妊することなく性交を続けているのに妊娠しない場合です。
不妊の原因はさまざまありますが、今から見直すことができることの一つに【食事】があります。
【食事の見直し①】
現在、女性は特に美容のために食事については気を使っているという方も多くいるかとは思いますが
現代の日本は24時間何でもお金を支払えばたいていの食べ物は手に入ります。
ですが、内容はいかがなものでしょう?
コンビニエンスストアやスーパーに並ぶお惣菜やお弁当、おにぎりなどの成分表をご覧になったことがあるでしょうか?
実はほとんどの食品には残留農薬の付着した食材や賞味期限を延ばすことができる保存料、防腐剤、見た目を美しくおいしく見せる合成着色料などが入っています。
おにぎりやサンドイッチ、スナック菓子やインスタント食品もそうです。
また、簡単に使えるカット野菜や出来合いのお惣菜には店頭に並ぶまでいくつも手が加わることで、本来野菜が持つ栄養素のビタミン・ミネラル・食物繊維はほぼありませんし、本物の新鮮な食材と比べると味も見た目も断然違います。
これらの食品添加物は発がん性があったりアレルギーを引き起こすこともあります。
ただし、その食品の中には微量しか入っていないといえども、これらはカラダに蓄積する有害物質です。
とくに女性のカラダでは赤ちゃんの誕生を待つ大切な子宮に蓄積すると言われているのです。
そのため、毎日の食生活の中でコンビニエンスストアやスーパーの出来合いのものを買っている場合には購入することを一度辞めてみる。
そして自分で食事を作ることから初めてみましょう。
例えば、コンビニエンスストアやスーパーで購入していたカット野菜やお惣菜を辞め、自分で旬の野菜を選んでビタミン・ミネラル・食物繊維がを体内へ取り込みましょう。
スーパーにずらりと並べられたドレッシングもおいしそうで魅力的ですが、自分で作るドレッシングは自分のカラダを想って作ることのできるカラダに優しいドレッシングです。
カラダに蓄積しない植物性の油(オリーブオイル・ごま油・えごま油・あまに油など)などのカラダに良い油を利用して健康を保ちましょう。
また、手軽に買えるおにぎりやサンドイッチなども、自分で作ってみると安心で安全、しかも新鮮な食事ができます。
きっと出来合いのものに頼らないようになっていくと、カラダが自然に新鮮な食材を欲してくることでしょう。
【食事の見直し②】
先ほど記載しましたが、現代日本では、年中、旬とは関係のない食材が出回っています。
もう、この時期は何が旬なのか分からない状態ですね。
しかし、旬の食材は栄養価が高く、その食材が持つエネルギーが非常に高いです。
そして安価で非常においしいのも特徴です。
日本には四季があり、春夏秋冬と季節がうつり変わっていきますが、それに合わせて私たちのからだも、その季節に適応しようとはたらくのです。
例えば春。冬に溜め込んでいたものが春になると外へ排出していきます。
いわゆるデトックスの時期ですね。
その時期には体内の毒素を排出する旬の玉ねぎ、菜の花、アスパラガス、ふきのとう、さやえんどうなどです。
【食事の見直し③】
栄養バランスの整った規則正しい食事を摂取し、カラダを温める食事は赤ちゃんを迎える子宮にするためのケアとして大切です。
先ほど旬のことについて記載しましたが冬にカラダを冷ます効果のあるもの、例えば夏の旬の食材であるトマトやきゅうりを摂っていてはカラダが冷え、結果、子宮を冷やしてしまいます。
そのため、カラダを温める食事を摂るように心がけましょう。
飲み物もそうです。キンキンに冷えた飲み物を飲むよりも常温または温かい白湯やハーブティーを飲む方が断然、カラダには負担がないのです。
カラダを温めるものとしては、日本のスーパーフードである発酵調味料(しょう油・味噌・黒酢など)や生姜・玉ねぎ・ねぎ・にら・にんにく・ごぼう・れんこん・かぼちゃ・赤唐辛子・しょうが湯・白湯・黒豆茶がありますので活用してみたください。
【食事の見直し④】
・赤ちゃんを迎えるためには女性ホルモンを元気にさせることも必要になってくるため、元気な女性ホルモンを作るための食材も意識して摂りましょう。
ナッツ類やほうれん草・にんじん・かぼちゃなどの緑黄色野菜
アーモンド・わかめ・納豆・豆腐や豆乳などの大豆製品
・血液を増やし、生理周期を整えましょう
ほうれん草・ブロッコリー・パセリ・ひじき・昆布・めかぶ
魚介類や肉類にも血液を増やす効果がありますが偏りすぎずバランス良く摂取することをおすすめします
現代7組に1組の夫婦が不妊で悩んでいると言われています。
今からできることは習慣となっている食生活の見直しです。
毎日の食事を意識し、赤ちゃんのために子宮をケアしていきましょう。