はじめましてインナービューティー プランナーの沖山光都子です。
2019年12月に卒業制作を終えたばかりの大阪34期生です。
今回は私の簡単な自己紹介と、最近知った「子供の味覚、薄味がいいのには理由があった!」についてご紹介します。
【現在のお仕事】
普段はフルタイムで病院の薬剤師として働いています。
薬剤師の仕事では薬の調剤はもちろん、入院患者さんだけでなく通院しながら抗がん剤治療をしている患者さんへ薬の指導を行います。
抗がん剤の副作用でどうしても吐き気や便秘、皮膚トラブルが起きる方もいますので、そういう時は対処療法として薬の提案をします。しかし、中には薬を増やしたくないという患者さんもいて、そういう方にはプランナー講座で得た知識も一緒にご提供しています。病院にはもちろん栄養士さんもいらっしゃいますが、人数が少なく手一杯なのが現状です。
【仕事内容とプランナーとしての葛藤】
日々薬の適正使用のために仕事をしていますが、自分が薬を飲みたいか?というとそうではありません。
やはり飲まなくていいなら飲まない人生を過ごしたい。
仕事と自分の思いとのギャップに悩まされることもあります。
しかし、インナービューティープランナーは「美容食の専門家」そこの一線もわきまえなければいけないなと考えています。
よくあおいさんが病院の数だけインナービューティーダイエットサロンを作るとおっしゃっていますが、本当にその通りで、素晴らしいと思います。病院へ来られる方は皆来たくて来ているわけじゃない。それこそ健康でいられることが一番だと思っているはずだし、病院へかからない人生が選べるなら絶対そちらを選んでいると思います。
なので、今後は予防の観点から漢方や薬膳料理などの学びも深められたらと考えています。もし既に詳しいと言う方、興味のある方がいらっしゃったらお声がけください!
【子供の味覚、薄味がいいのには理由があった!】
最後に、最近新聞で知った内容をご紹介します。
食事をするうえで欠かせない「おいしい!」という感覚、とっても大切ですよね。
ごはんをおいしい!と感じるために、人は舌にある味蕾という感覚器官で味を認識しています。
味蕾には甘味(かんみ)、うま味、塩味(えんみ)、苦味(くみ)、酸味の基本五味を感じる細胞が入っており、主に舌の先端、側面、奥の部分に多く存在しています。
ところで、この「味蕾」、年齢によって数が変わるって皆さんご存知でしたか?
小児、乳幼児の味蕾の数は1万個に対し、成人になるとその数は5千~7500個、高齢者になると3500個。年をとるにつれて味蕾の数は減っていくのです。
最近年取って血圧が上がってきたなぁ、っていう方皆さんの周りにいませんか?私の父も昔は血圧なんて気にもしていなかったのに最近は血圧の薬を飲み始めました。知らず知らずのうちに食べるものの味が濃くなっているのかもしれませんね。
逆に、子供に食べさせるお菓子、インナービューティープランナーのママたちは気にされている方多いのではないでしょうか?市販のお菓子でも子供用に薄味のものが販売されているくらいですもんね。
私は夫婦二人暮らしなので、今までその理由を気にしたことはありませんでしたが、味蕾の数を知ると納得です。小さいころから大人と同じ濃い味付けのものや、コンビニ、スーパーのお惣菜の味に慣れてしまうと、年を重ねるごとに味付けはどんどん濃くなっていくのですね。
現在あおいさんが作成中のインナービューティー離乳食講座、そういう意味でもとても興味深いです。
私も子供を授かった時にはぜひ受講したいと考えています。
ちょっとした予備知識としてぜひご活用ください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。