真冬の乾燥対策

真冬の乾燥対策
みなさま、こんにちは。インナービューティプランナー矢野ちかこです。
2月は冬から春へと移り変わる季節。
月の初めに立春があり、暦の上では春が始まることになります。日脚は伸び、日中も春め
いてきます。
しかし、依然として寒さは厳しく、寒さのためにさらに着物を重ねて着るので「衣更着」
から如月となったという説もあります。
本格的は春はまだですが、冬の冷えや乾燥によるトラブルを防ぎながら春を備えることが
大切となります。

今回のコラムはそんな2月に知っていただきたい乾燥対策について纏めましたのでぜひご
覧下さい。
お肌にとって乾燥は、すべての肌トラブルの始まりとも言われています。
乾燥が気になる冬に突入すると「保湿」に力が入りますね。
日本は四季が分かれている国で、春夏秋冬があり、季節によってスキンケアを上手に使い
分けることが美肌への鍵となります。
今回は乾燥しやすい、この冬の時期を中心とした乾燥対策についてお伝えしていきます。
【乾燥する原因の湿度「相対湿度」】


冬の時期、11月~4月にかけて乾燥しやすい傾向にあり、1・2月にピークを迎えます

湿度は降水量や気温に大きな影響を受け、降水量が多いときはもちろん湿度は高くなりま
す。私たちがよく耳にする湿度は「相対湿度」を示すことが多いです。これは一立法メー
トルあたりの空気中に、どれくらいの水分量を含むことができるかを表しています。
例えば気温10℃のときに相対湿度が50%であったとすると「少し乾燥対策を強化する
程度でいいかな」と考えがちですが、この状態で仮に室温を20℃に暖めると相対湿度は
半分の25%となってしまう、ということなのです。つまり、冬の乾燥しているときに暖
房で室温だけ暖めると外気よりさらに乾燥する状態を作ることになってしまいます。加湿
器を使ったり蒸らしたタオルを室内に干すなどして湿度を上げましょう。
【季節により皮脂量は異なる】

人により差はありますが、夏と冬では分泌される皮脂量が1.5倍ほど違うといわれています

暖かい季節は代謝がよくなることで皮脂腺が活発に活動しています。逆に冬になると体温
を維持するため身体の内部のエネルギーを貯めようとし、皮脂腺の働きも悪くなります。
その為、冬は皮脂量が自然と減少していきます。
皮脂はお肌がを外部からの刺激から守るバリア機能としての役割があります。皮脂量が減
るとお肌は直接ダメージを受け、肌トラブルの原因になります。年齢や体質によって皮脂
量が違いますので、乾燥度合いによって皮脂の役割に変わる油分(乳液、美容オイル、ク
リーム)を補うことがとても大切です。

【乾燥対策のスキンケア】


スキンケアは基本に忠実に行っていきましょう。
スキンケアの基本はしっかりと汚れを落としたあと、水分を補給し油分を補うことです。
こうすることで水分をしっかりと補給したお肌から水分が逃げるのを防ぎ、お肌を保護し
てくれるため外部からの刺激も緩和することができます。
まずは化粧水や液状の美容液などをお肌にしっかり浸透させて、油分(乳液、美容オイル
、クリーム)で閉じ込めてお肌を保護してあげましょう。この順番を逆にして乳液やクリ
ームを先に塗ってしまうと、油分が水分の補給を邪魔してしまうのでお肌への浸透が悪く
なってしまいます。
自分の肌をしっかりと見つめて乾燥対策をしてくださいね。

矢野ちかこ

職   業
保 有 資 格 インナーダイエットアドバイザー インナービュティーフードスペシャリスト インナービュティープランナー
ブ ロ グ
得意ジャンル スピードご飯、ヘルシージャンク
趣   味 ハンドコスメ、カフェ巡り、旅行

facebook