PMS(月経前症候群)とパートナーシップについて
PMSとは、生理前に起こる心や体の不調のことで、女性ホルモン(プロゲステロン)の影響により起こるといわれていますが、はっきりとした原因は解明されていません。
またその症状や期間などは年齢差や個人差が大きいです。
(全くない人もいたり、強い症状で悩まされたり)
主な症状としては以下の症状が挙げられます
[身体的症状]
腹痛、頭痛、腰痛、肩こり、むくみ、おなかのはり、乳房のはり
[自律神経症状]
のぼせ、食欲不振、過食、めまい、倦怠感
[精神的症状]
情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害
私の場合は、生理前になると、食欲が増し、特に炭水化物を欲したり、眠気が出て、一日中生あくびがでたり、突然悲しくなったり、寂しくなったり笑。または、なんともない月もあります。
[治療]
あまりに症状が重く緊急性を要する場合、婦人科を受診され薬による治療方法もありますが、ここではインナービューティー的な日々のお食事での緩和、予防する方法をお伝えします。
積極的に摂取したい栄養素として
[大豆・魚・ナッツ]
大豆は、豆腐や納豆、味噌、高野豆腐などですね。
魚なら、煮魚や焼き魚、新鮮なお刺身。つまりは和食ですよね
これに、おやつにはナッツがおすすめです。
大豆には、神経過敏に効果的なマグネシウムや、PMSの予防に期待が持てる大豆イソフラボンが含まれています(ただし、その人の腸内細菌の種類によって効果は異なります)。もちろん、大豆そのものでなくとも、納豆や豆腐でも大丈夫。
身近で取り入れやすい食品から、食べる頻度を増やしてみましょう。
魚には、幸福物質の原料となるたんぱく質や、ビタミンB6、鉄が豊富に含まれます。特に、マグロやカツオなどの“赤身の魚”がおすすめ。調理が不要なお刺身等、ストレスなく取り入れられるものを選んでみてください。
おやつにおススメのナッツには、大豆同様にマグネシウムが豊富な他、女性ホルモンの機能を正常に保つ、亜鉛やビタミンEが豊富に含まれています。
私は、クルミやアーモンド、ドライフルーツを使って、アガベシロップ、メイプルシロップや甜菜糖などGI値の出来るだけ低い甘味を使ったスイーツを作ります。
できれば、ナッツは味付けなしのそのままが良いのですが、安心な甘味を使ったスイーツを自分で手作りすればより満足度も高まり、買うよりも安心で安価です。
PMS症状はストレスがあるとが強く出るので、ゆったりとリラックスし、いつも以上に休息をとったり、睡眠を十分にとることも大切です。
この、PMSに関わると言われている女性ホルモン(プロゲステロン)は本来は妊娠を維持するためのホルモン。
倦怠感や、眠気、いろいろな症状は女性に無理をさせず休息を強制的に取らせ、赤ちゃんを守るために備わったある意味自然の摂理にかなったもの。
これは、かなり私の個人的な意見なのですが・・・例えばPMS症状でイライラしたり体調不良になっても、パートナーとなる男性が大きな心で受け止めてくれたり、女性側も身体の不調を前もって丁寧に伝えていく。そんな何でも伝え合えるような2人だとしたらきっとその後の2人のパートナーシップも良好といえるでしょう
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、大豆製品、魚、ナッツでPMS症状を乗り切りましょう