自分を愛せていますか?まず自己愛。なぜ自己愛?

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自己愛とはどういったものでしょうか。
自分を好きになること?
そうだとしたら、自分のことを好きだと声を大にして言える人は少ないのではないでしょうか。

自分のことを「好きになる」ことと、「愛する」ということは私は違うと考えます。
もちろん、愛するという中に「好き」は入っていますが、愛するための絶対条件として、「好き」は入らないということです。

どうしてか。
好きというのは、反対語として「嫌い」がありますよね?
つまり、「好き」をみている以上、「嫌い」も必ず見えてきてしまうのです。

だから、自分のことを好きになりたいと思っている以上、自分の「嫌い」な部分をずっと見続けなくてはいけないのす。
その「嫌い」な部分も認めてあげないと、自分自身を否定しまうことになり、一生終わらない負のループにはまってしまうのです。

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だから、好きになるのではなく、
愛するということが大切なのです。

愛するということはどういうことか。
自分を大切に扱うということです。
例えば、あなたが自転車だったとします。
道に放置されている自転車。そのカゴにゴミが一つ入っていたとします。
すると、通りがかりの人は、このカゴにはゴミを入れてもいいのだと思い、そこにゴミをいれてしまう。
そして、鍵もかけられていなくて、他の場所へ移動させられる。雨にあたり、錆びてしまい、倒れている。カゴに一つのゴミをいれたままにしたから。鍵をかけていないから。そのように扱われてしまうのです。

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自分も自転車と一緒なのです。自分の心にきっちり鍵を閉めて、どんな言葉も受け入れていてはいけないのです。自分が信じたい言葉、自分が受け入れたい言葉、人だけをきっちり受け入れる。あなたを傷つける言葉、信じたくない言葉、それらは「受け止めた」としても、「受け入れ」なくて良いのです。
そして、自分のカゴにゴミは入れない。つまり、自分のことを自分で悪く言わないこと。自分のことを悪く言っていると、相手は、この人は大切に扱わなくても良いのだと思ってしまうから。

大切な自転車のように、あなたをあなた自身が守り、丁寧に扱ってあげることで、
相手も同じように大切に丁寧に扱ってくれるのです。

だから、「まず」自己愛からなのです。

人が自分の価値を決定しているかのように思えてしまいますが、
実は、自分自身の価値は自分自身で決定しているのです。

人から愛されない、愛してほしいと願っている人は、
先ほどの自転車の例の通り、自分を大切に扱わないと誰も自分のことを大切には扱ってくれません。

自分を愛することは、難しいことではありません。
自分の心から湧き上がる感情を否定せず、認めてあげるのです。

何かができなくても良いのです。
元気でポジティブであろうとしなくても良いのです。
誰もが憧れるスタイルにならなくても良いのです。

自分のどんな感情も大切にすることができて、初めて人を愛することができるのです。

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人から愛されようとしなくても良いのです。
愛されようとして、したくもないことをしなくて良いのです。

愛されようとする行動は、前提に「愛されていないから」というものがあります。
何かができないと愛されないと信じているから、愛されようとする行動になるのです。
しかし、人は信じたようになるのです。「愛されていない」という前提で行動することは、その現実を招くことになります。

だから、行動ではなく、自分の前提を変えるのです。
先ほども述べたように、自分の感情を無視しない、自分の沸き上がってくる感情を否定せず、認めてあげることで、「自分は自分を大切にできている」という感覚が実感できるはずです。

自分自身と調和すること。
それが、自分を愛するということです。
自分らしくあろうとすることを怖がらないで、自分のままでいることを、自分自身が認めてあげましょう。
本来の自分あることを認めてあげることであなた自身の本来の魅力が溢れ出し、周りもあなたを愛してくれるようになるのです。

宇治原恵梨子

職   業 インナービューティーダイエットサロン講師
保 有 資 格 インナービューティープランナー
ブ ロ グ http://s.ameblo.jp/eeeriko24
得意ジャンル 心、自己啓発
趣   味 読書、文章を書くこと

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