夏の疲れを癒す、今からできるケア

暑い日が続くと、アイスを食べたり冷たい飲み物を飲みたくなりますね。
また、辛い食べ物や脂っこいもの、お酒をぐいっと気持ちよく飲みたくなるかと思います

ただ、それらを食べてそのまま放っておくと、冬の時期の冷え性や体の不調につながりま
す。
そこで今回は、夏の疲れを癒し、秋冬を快適に迎えるためのケアについてお伝えします。
1. 体を冷やしたら、体を温める食材でケアをする。
夏に体が冷えすぎる原因は、過度な冷房などによる外側からの冷え、アイスや冷た
い飲み物の摂りすぎによる内側からの冷えがあります。これらの冷えはそのまま放っ
ておくのではなく、日ごろから体を温める食材でケアする習慣を取り入れることが重
要です。
たとえば、生姜やスパイスなど体を温める食材を取り入れること。ショウガに含ま
れるショウガオールには、体を温める作用があります。干した生姜を紅茶に入れて飲
んだり、豆腐や厚揚げのお供にしたり、酢の物に入れるのもおすすめです。昔からよ
く食べられている組み合わせには、栄養の吸収効率がいいものや、冷温のバランスが
良いものが多く、旬の食材をよくある食べ合わせでいただくことは体にも良いことに
なります。たとえば夏野菜の代表、ナスは体を冷やす作用がありますが、こちらも揚
げびたしなどにはよくショウガが乗せられていますね。
また、スパイスではシナモンも体を温める効果があります。コーヒーがお好きな方
はラテにシナモンをかけてみるのもよいですね。

2. 刺激の強い食べ物やお酒は、適度に。
辛い食べ物や揚げ物、またお酒の飲みすぎは消化吸収に時間と負担がかかるため、
睡眠の質が落ちて寝不足になったり、だるさが残ることがあります。人は、寝ている
間に体の修復が行われますから、睡眠の質はよくしておきたいですね。
とはいえ、夏はイベントも多く、これらの食べ物を食べたくなる季節。集まって食

べるときは思い切り楽しみ、日ごろの食事でケアをしていきましょう。
食べすぎ、飲みすぎで疲れた体のケアにはぜひビタミンB群やナイアシン、ビタミ
ンCの栄養素がおすすめです。特にキノコ類は食物繊維が豊富なうえ、糖質・脂質・
タンパク質を分解するビタミンB群が豊富に含まれています。また、舞茸に含まれる
ナイアシンはアルコールの分解に欠かせない栄養素です。ナイアシンは、カツオや鶏
むね肉にも豊富に含まれているのでおつまみを選ぶ際には意識してみるのもおすすめ
です。
ビタミンCには、疲労回復の効果があります。積極的にビタミンCを摂り、疲れを溜
めないことがおすすめです。

3. 自律神経を整える生活を意識する。
夏は、外は暑く中は涼しく、温度変化の激しい環境に置かれるため自律神経が乱れ
がちになります。自律神経が乱れると、なんだかだるい、気持ちが沈む、ということ
が起こり、免疫力が落ちて風邪をひきやすくなることもあります。
そこで、自律神経を整える生活を意識してみましょう。
・よく噛んで食べる
よく噛んで食べることで消化しやすくなり、胃や腸が正常に働くことで、自律神
経が整いやすくなります。また、咀嚼のリズムには副交感神経が優位(リラックス
)になる効果があります。よく噛んで、体も心もリラックスを心がけましょう。
・よく眠る
寝る前にはスマホやPCをオフし、カモミールティーなどのハーブティーで心を落
ち着けて、ヨガやストレッチ、軽い瞑想など自分だけのリラックスタイムを作るの
もおすすめです。忙しくて時間を取るのが難しい方は、ベッドの中で一度ぎゅっと
体に力を入れて、ふぅっと力を抜くだけでも体の緊張が解けて眠りやすくなります

今回は、夏で疲れた体を癒すケアを取り上げてみました。気になるものがあったら、ぜ
ひみなさんの生活にも取り入れてみてください。

さやか

職   業 会社員                              
保 有 資 格 インナービューティープランナー インナービューティーフードスペシャリスト、 インナービューティー和食マイスター、 インナービューティースイーツマイスター、 インナービューティー美腸マイスター、 インナービューティーダイエットアドバイザー
ブ ロ グ Instagram https://instagram.com/saya_o_cooking?r=nametag
得意ジャンル ヘルシージャンク、メンタル
趣   味 ヨガ、カフェ巡り

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