皆様こんにちは♪
インナービューティプランナーの高橋美紀です。
本日のテーマは『食べ物の陰陽のバランスについて』です。
自然界には(求心力)と(遠心力)とのふたつのエネルギーで万物が
成り立っています。
食べもののひとつひとつのすべてにこの求心力と遠心力があるのです
が、この求心力と遠心力のバランスが1 : 5~7くらいのものが
調和がとれていて【中庸】といわれる安定したバランスのものになっ
てきます。求心力という、内側にぎゅっと締まるエネルギーで、遠心
力という、外へ外へと拡がっていくエネルギーです。
ナトリウムとカリウムはどんな食べものにも含まれていますしわたし
たち人間の血液もこのナトリウムとカリウムのバランスが
1 : 5~7が、本来の自然な状態、つまり中庸となります。
このナトリウム(陽)とカリウム(陰)のバランスが
ナトリウムが多いものは陽性の食べものになっていきますし
カリウムの多い食べ物はより陰性になってきます。
そして私たちのカラダにも引き締めたり緩めたりなど、影響を与えて
いきます。このように私たちはその食べ物から陰陽の影響を受けてい
ます。
この振り子のように右端の食品、左端の食品を食べていると陰に行き
過ぎたり、陽に行き過ぎたりして陰陽を行ったり来たりしてカラダが
疲れてしまいます。心とカラダのバランスを崩してしまいやすいです
。
陰性(カラダをゆるめる)、陽性(引き締める)のバランスをとる食
べ方のコツがわかれば、ご自身やご家族の体調不良改善などに役立ち
ます。陰性食品と陽性食品がどちらも多くなりすぎないようにしてい
きましょう。
【陽性(引き締める)傾向の強い食べ物(極陽性)】
◎小麦粉製品を焼いたもの・固いもの
パン、ピザ、クッキー、クラッカー、ビスケット
◎肉
牛肉、豚肉、鶏肉
◎魚介類
赤身の魚
◎卵
鶏卵、魚卵
◎その他
干物、焙煎したもの、チーズ、加工品(ハム、ソーセージ、ベーコ
ン、ウィンナー)
【陰性(緩める)傾向の強い食べ物(極陰性)】
◎乳製品
牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、生クリーム、バター
◎甘味
チョコレート、ケーキ、菓子パン
◎果物
バナナ、マンゴー、パパイヤ、パイナップル
◎甘味料
白砂糖、黒砂糖、はちみつ、三温糖
◎飲みもの
炭酸飲料、コーヒー
◎その他
添加物、揚げたもの、化学薬品、
陽性が良くて陰性が悪い、ということではありません。カラダを引き
締めるか緩めるか、という度合いです。いまの自分のカラダが、緩ま
り過ぎているのか(頻尿1日8回以上のトイレは多いに入りますし、
女性なら経血量も多くなります)、引き締まりすぎているのか(便が
固いや巻き爪など)を確認したうえで、調整するように食材のバラン
スをとっていかれると良いと思います。陰性のものや陽性の食品がい
けないわけではなく全てはバランスになります。どちらも多くなりす
ぎないよに気をつけて頂ければと思います。