みなさん、おはようございます。インナービューティープランナーの右田和美です。
日々、気温が上昇し、新しい季節を感じているのではないでしょうか。野菜も入れ替わっ
てきます。旬の野菜を取り入れれるよう、これからの旬の野菜について紹介します。
6月から旬を迎える野菜
トマト
トマトには栄養がたっぷり含まれています。「トマトが赤くなると医者が青くなる」(医者
にかからなくても済むほど健康に良い)ということわざがあるほど。赤い色のリコピンは、
活性酸素の働きを抑える強い抗酸化作用があります。ガンや動脈硬化などの予防に効果が
あります。また、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンB6、カリウム、ルチンも含まれてい
ます。タネのまわりのゼリー部分に、旨味成分のグルタミン酸が多く含まれています。
ズッキーニ
クセがなく、低カロリーです。カロテンやビタミンCが豊富で、カリウムやマグネシウム
などのミネラルも多く、バランスがよい野菜です。油との相性が良く、一緒に食べること
でカロテンの吸収率がアップします。日本でなじみがあるのは、開花後5日~7日の未熟果
です。イタリア料理では、ズッキーニの花の中にチーズや肉をつめて食べます。
とうもろこし
野菜の中では高カロリーで、糖質、たんぱく質が主成分です。果皮にはセルロースが多く
、食物繊維が豊富です。根元の胚芽の部分には、ビタミンE,ビタミンB1、ビタミンB2、
カリウム、亜鉛、鉄などの栄養素が多く含まれています。ナイフで実を切り落とすと、栄
養を無駄にすることになるので、根元から実をはずしましょう。とうもろこしは鮮度が大
事!収穫後24時間経つと栄養が半減し、味も落ちてしまいます。生のままでの保存は、
鮮度劣化が激しいので、その日のうちに加熱しましょう。
ゴーヤ
なじみがある緑色のゴーヤは、熟す前の未熟果です。独特の苦みがあるのが特徴です。こ
の苦み成分は、「モモルデシン」といい、胃液の分泌を促進して食欲を増進させるだけで
なく、肝機能を高め、血糖値の降下にも効果があるといわれています。その他にも、ビタ
ミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムも豊富です。ゴーヤのビタミンCは加熱して
も壊れにくいです。夏バテ解消におすすめの野菜です。かつお節にはゴーヤの苦み物質を
吸着し、抑制する効果があるようです。また、魚や肉に含まれる旨味物質のイノシン酸が
ゴーヤの苦みを和らげるとともに旨味を引き出してくれます。苦みが苦手な方は、かつお
節と一緒にお試しください。
パプリカ
ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、カリウム、カロテンが豊富です。ピーマンと比較す
ると、ビタミンCは約2倍、カロテンは約7倍あります。また、トマトよりもビタミンCは
約4倍、カロテンは2倍以上です。アンチエイジング効果や、免疫力アップが期待できま
す。油と使うと吸収率が高まるので、油もいっしょに食べましょう。
紫外線がだんだん気になる季節です。今から旬を迎える野菜も季節にあった栄養が含まれ
ていることがわかりますね。旬の野菜で食卓を華やかに、そして、美しく、夏バテに負け
ず健康に、これからの夏を楽しみましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
6月から旬を迎える野菜

右田 和美(ミギタ カズミ)
職 業 | 専業主婦 |
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保 有 資 格 | インナービューティープランナー インナービューティーダイエットアドバイザー インナービューティー美腸マイスター インナービューティーオイリスト |
ブ ロ グ | Instagram:ko__to_ne |
得意ジャンル | 和食、中華、最小限の調味料での調理 |
趣 味 | 料理が好きです。 |