インナービューティープランナー10期
キャリアコンサルタント/カウンセラーの寺尾佳永です。
本日のテーマは【5月病】です。
平成が終わり令和へと時代が変わっていく歴史的なゴールデンウィーク
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
過去にない大きな連休で、ゆっくりされた方も火曜日からは仕事や学校が待っています。
4月に新年度が始まり、緊張していたストレスが一気に押し寄せて憂鬱になる。
今月はそんな5月病についてお届けします。
環境や周囲の変化に慣れようと頑張っていた人は疲れに気づかずストレスを溜めやすくなります
。
気が付くと朝起きるがつらくなったり、電車に乗っている途中で気分が悪くなったりして会社に
行くのが嫌になってきます。
他の症状としては食欲不振、頭痛、めまい、便秘、下痢、不安感、やる気が出ない、イライラな
どの不調です。
自分にとって悪い変化だけではなく、結婚や進学、昇進など一般的に喜ばしい変化が原因になる
こともあります。この時期だけでなく、変化があれば年中を通して発症することもあります。
私の場合は、環境が変わると言いたいことを言えないまま我慢して何でも引き受けて胃が痛くな
ったり起きられなくなったりします。いつも笑顔のままなので、周りには気付かれにくい場合が
多いですね。
★5月病の症状が出た場合の対処法
まずは、しっかり休息を取る。睡眠が大切です。
そして趣味など好きなことをする。楽しいと思えることで気分転換しましょう。
軽い運動も効果があります。軽い運動を行うことは質の良い睡眠にもつながります。
ストレッチや伸びをするだけでもいいですよ。
★5月病を予防するには
しっかり睡眠をとり、疲れやストレスを溜めないことはもちろん、食事でも予防できます。
腸内環境を整えて幸福物質であるセロトニンの分泌を促す食事をしましょう。
セロトニンは必須アミノ酸の1つであり体内で合成することができないトリプトファンとビタミ
ンDやマグネシウンと合成することで作られます。
トリプトファンは大豆製品や乳製品、魚介に含まれます。ビタミンB6は牛レバーやバナナに、
マグネシウムはゴマ、海藻、アーモンドなどに含まれます。バナナにはトリプトファンも含まれ
ているのでバナナときな粉、豆乳、はちみつをミキサーにかけてシェイクにするのも良いですね
。
おやつにナッツを食べるだけで、セロトニンが増えたという実験結果もあります。
よく噛んで食べることもストレス解消の効果があります。
自然光を浴びることで、セロトニンの生成に効果のあるビタミンDが活発になります。
日焼けを気にする方も多いですが、朝の光を浴びて気持ち良く目覚めるだけでもいいですね。
深い呼吸を行うだけでも自律神経が整いセロトニンの分泌を促します。吸う息を1としたら吐く
息を2として、ゆっくりと呼吸をしましょう。
5月病という病名は存在しません。病院では鬱や適応障害との診断がでることもありますが、一
般的には夏ごろには環境の変化に慣れてきて改善されます。
憂鬱が2か月以上続く場合は本当の鬱の場合もありますので早めに専門医を受診してくださいね
。
お子様が幼稚園や学校へ行きたがらない場合も、無理せず様子をみてあげてください。
時間とともに解決すると気楽に考え、楽しみを見つけていきましょう。
女性は友人とのおしゃべりでストレス解消できたりもします。
一人で抱え込まないで、誰かに相談するのもいいですね。
公園を散歩したり、時間を忘れてカフェでボーっとしたりするのが楽しみな寺尾佳永でした。
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