インナービューティープランナー10期
キャリアコンサルタント/カウンセラーの寺尾佳永です。
本日のテーマは【女性特有のがん】です。
タレント堀ちえみさんが舌がんになったニュースを見て、ショックを受けました。
子供の頃スチュワーデス物語に憧れ「ドジでのろまなカメ」の成功物語に胸を躍らせた人も多いですよね。
何度も受診したけれど、見つからない。そんなこともあるのです。
2人に一人が「がん」になる時代、自分自身と大切な家族のためにぜひ最後まで読んでください。
42歳の冬、健康診断の女性検診で要再検査になった私は、すぐに受診しました。
子宮頚部高度異形成という診断で円錐形に切除するため大きな病院を紹介されました。
そこで上皮内癌の診断、その後切除した部位が検査で悪性とわかり子宮を全摘出しました。
早期発見のおかげで、抗がん剤や放射線治療もなく、手術から2年目の今も元気です。
たまたま子宮がん検診を受けていたから、発見できた。
入院時に聞いた多くの人は、出血や腹痛など症状が出ていても放置していて、受診した時には他の臓器まで浸潤していました。
そうなると子宮だけでなく卵管や卵巣も切除し、抗がん剤や放射線治療をすることになります。
特に残酷なのは、はじめての妊娠で発覚するケースが一定数あるということ。
婦人科に行く機会のない人、行くのが恥ずかしいと感じている人は要注意です。
もちろん、出産できるケースもありますが、母子ともにリスクを伴います。
私がファイナンシャルプランナーとして保険の相談を受けていた頃、月に一人くらいは20代の女性でも既にがんを経験し、入れる保険を探している人が来られていました。
女性のがんは30代を境に急激に罹患率が上がり50代でピークを迎えます。
男性のピークが65歳なのと比較すると、かなり若いです。
死亡率でいくと大腸、肺、すい臓、胃、乳房、肝臓、子宮の順番です。
早期に発見すれば乳房も子宮も治る可能性が高いがんです。
しかし、罹患しやすい期間はちょうど子育て期間と重なることから、自分を後回しにして手遅れになるケースがあるのです。実際子供が小中学生の頃、同級生のお母さんが亡くなったのは一人や二人ではありません。
母親になると子供の将来を考えて、高額な治療に抵抗を感じる人も多いです。
だから私が伝えたいことは2つ。
1、女性は20代から「がん保険」に加入しておくこと。
2、30歳になったら子宮頸がん検診と乳がん検診を定期的に受けること。
がんになってからでは、「がん保険」には加入できません。
治療にかかる費用はもちろん、休職時の生活費や子供の世話や家事を頼む費用。
身体の痛みはどうしようもなくても、金銭的な心配は保険で補えます。
保険料は2,000円前後から、保障はもしもの時に自分が安心できる額でかけてください。
乳房の様子は鏡でチェックする習慣をつけて。左右に違いがないか、しこりはないか。
寝そべった時の様子も気を付けて。気になったら必ず早めに受診してください。
生理不順だからと出血や腹痛を放置しないこと。
今はセカンドオピニオンを受けることができますし、治療の選択肢も増えています。
「がん保険」の多くにはそういった時の相談もできるサービスが付いています。
もちろん日々の食生活や生活習慣も大切です。
ただ神経質にならずに、ストレスを溜めないことが一番です。
口角を上げるだけ、笑顔でいるだけでもナチュラルキラー細胞ががんを予防します。
女性のがん以外にも人生には様々なリスクはあります。
そんな中でも気を付けることができるなら、しておきませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
がんを経験し、今ある幸せに感謝することができた寺尾佳永でした。
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