みなさん、おはようございます。インナービューティープランナーの右田和美です。
少しずつ寒くなってきましたね。冬になり、風邪をひく人が増えてくるのではないでしょうか。病院の行くほどではないけどどこか体調が悪いと感じることありますよね。体調が悪いと感じた時、なるべく薬に頼よらず、ハーブや精油といった植物の力で、自分の自然治癒力に働きかけていく方法はいかかでしょうか。私たちの力になってくれるハーブや精油を紹介します。
なぜ、植物が体に効くのでしょうか?
植物は、厳しい環境の中で生き抜いていくために自ら身につけた力があり、それが「抗菌」「発汗」「鎮痛」などとして人間の体に作用します。
どうやって体に取り入れるのでしょうか?
◎飲む(直接口から摂取する)
ハーブティーを飲む、ハーブをアルコールなどに浸けてエッセンスを取り出したもの(チンキ)やオイルカプセルやハーブサプリメントなどで取り入れる、食べ物として食事で取り入れる方法があります。
◎香る(鼻の粘膜や呼吸から成分を取り入れる)
アロマポットやディフューザーで芳香浴、お湯やティッシュに精油を垂らす、ルームスプレーを使用する方法があります。
◎塗る(皮膚から取り入れる)
精油を混ぜたオイルを塗る、精油やハーブのアロマバスに入る、タオル湿布をあてる方法があります。
風邪のときに使用したいハーブ・精油
・エルダーフラワー(ハーブ)
発汗・利尿作用に優れ、インフルエンザの初期症状、風邪のひき始め、のどの痛みや悪寒、発熱、花粉症に。
・エキナセア(ハーブ)
免疫力向上、抗菌、消炎作用、風邪やインフルエンザの感染症、膀胱炎、口内炎、花粉症に。
・レモン(精油)
免疫系の活性、胃腸の働きを高める、殺菌作用、体温を下げる効果も。
・ペパーミント(精油)
解熱、発汗、細菌やウイルスを抑制する。
頭痛のときに使用したいハーブ・精油
・フィーバーフュー(ハーブ)
消炎・鎮痛作用で緊張をほぐして痛みを和らげる、血管拡張作用で血流改善。
・ネトル(ハーブ)
ビタミン・ミネラルが豊富で、三半規管の弱さや貧血による頭痛に。
・ペパーミント(精油)
鎮痛作用、筋肉の緊張がゆるんで頭痛が緩和される。
・ラベンダー(精油)
痛みや神経の興奮を鎮める、精神的な疲れの改善。
◎鼻水がでるときに使用したいハーブ・精油
・ユーカリ(ハーブ)
抗菌・抗ウイルス作用、抗炎症作用で鼻水、のどの痛みに有効。
・ユーカリラジアタ(精油)
スーッとした香りで鼻の通りをよくする、抗菌作用
・ティートリー(精油)
免疫機能を活性、強力な殺菌作用。
文明の発達による不自然な生活や食べ物、ストレス、環境汚染などにより、人間が本来もっている力、自然と調和し、自分の体の変化を知り、自ら癒す力が弱ってきているかもしれません。植物でその力を取り戻してはいかかでしょうか。ぜひ、これらのハーブや精油を試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。