みなさまこんにちは。インナービューティープランナーの田辺真穂です。
寒さもだんだんと増してきて、冬の訪れを感じる季節となりましたね。
私ごとになりますが、10月に元気な男の子を出産しました。
ふたりの男の子の母となり、育児に奮闘する毎日です。
インナービューティープランナーの方々をはじめ、私の周りでも、今年、妊娠出産をされる方がとても多いです。本当に幸せなことですね。
わたしは今回の妊娠では、妊娠前から+3.5kg、つわりで減った体重からは+5.5kgと、とても順調な体重管理をすることができました。おかげで、産後1週間で体重が元に戻りました。
今日は、わたしが妊娠中の体重管理で気をつけたポイントをご紹介したいと思います。
①食事を抜かないこと。
食欲が出ない時も、フルーツやスープなど、食べられるものを食べて、なるべく三食の食事を摂るようにしました。
人それぞれ、また妊娠の経過によっても、食べれるもの、食べられないものが違います。大好きなものか食べられなくなったり、これしか受け付けない!なんて限られてしまったり・・・。
その中でも、
②なるべくナチュラルなものを選んでいくように意識をしたこと。
これも、とてもよかったなと思います。
わたしのつわりの時期は冬だったのですが、きゅうりやパプリカなどの夏野菜が無性に食べたくなり、塩麹で漬けたものをよく食べていました。
ただ、つわりや胃の圧迫感で、どうしても食べられないときもあると思います。
そんな時は、無理して食べなくても大丈夫です。
しっかり食べなくちゃ!と焦らずに、体の声を聞いて、食べられるものを、食べられる時に食べて、なるべく心地よく過ごせるようにしてくださいね。
完璧を求めすぎて、ストレスになってしまうのもよくありません。
わたしは何も食べられず、口の中の不快感が強い時期に、ペパーミントティーがとても役に立ちました。
よかったら、試してみてくださいね。
けれどもし、食べられないのではなく、太りたくないから食事を抜いているという方がいらっしゃったら、
それは、逆効果です!
食事を抜くと、次の食事を取った時に、血糖値が急上昇してしまい、体に負担をかけるだけでなく、体が栄養を吸収しようとするので、太りやすくなります。
また、食べないことで代謝も落ちます。
わたしたちの消費代謝の割合は、
○基礎代謝が7割
○生活代謝が2割
○食事誘導性熱産生が1割
食事誘導性熱産生とは、食事をすることで代謝するエネルギーです。
食事をすることにより、噛むという行為や消化吸収する内臓運動が生まれ、それによって代謝するエネルギーが1割もあるのです!
また食事を抜くことで、基礎代謝を上げるために必要な、筋肉を作るたんぱく質が不足するので、基礎代謝も落ちてしまいます。
太らないために、そして何より、大切なお腹の赤ちゃんのために、しっかりと食べることはとても大切です。
わたしは炭水化物も1日2回、妊娠後期は毎食しっかりと食べていました。
糖質もわたしたちのエネルギーや、赤ちゃんの成長にかかせない栄養素です。
なるべく玄米や雑穀米を選び、お野菜からも摂るように心がけていました。
特に、妊娠後期は赤ちゃんの成長に、多くのブドウ糖を必要とするため、甘いものを欲しがちになります。
その欲求も、市販のスイーツなどではなく、三食の食事や、さつまいもやかぼちゃなどの甘いお野菜、手作りの体に優しいおやつで満たしていました。
③ガマンではなくシフト
ですね♡
二度の出産を経験して、出産は本当に体力勝負だと痛感しています。
エネルギーとなる炭水化物も、質のいいもの、食物繊維の多いものを選んで、しっかりと食べて、体力をつけておくことも大切です。
他には、
④発酵食品、旬の野菜、食物繊維をたっぷり取ること。
⑤良質な油、たんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよく取ること。
も意識しました。
発酵食品、食物繊維を意識した食事のおかげで腸内環境が整い、一人目の妊娠時に深刻だった便秘に悩まされることがありませんでした。これは、妊娠中の体重管理が順調だった、大きな要因のひとつだったと思います。
たんぱく質や良質な油は、赤ちゃんの健康な体や脳を作るのにもかかせません。
また、ビタミン類も不足すると代謝が下がって太りやすくなってしまいますし、鉄分、亜鉛などをはじめ、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも、妊娠中は特にかかせない栄養素です。
一食一食、栄養のバランスを考えるのは苦しくなってしまうので、わたしは1日単位でバランスを考えるようにしていました。
寒くなるこの季節。
野菜ときのこをたっぷり入れた豚汁に、亜麻仁油をかけた納豆、ごはん、青菜の和え物なんてメニューはいかがですか?
発酵食品、食物繊維、たんぱく質、良質な油、ビタミン、ミネラルがバランスよく摂れます。
ありきたりでも理にかなっていて、体も温まるし、とてもおすすめのメニューです。
最近感じることは、体にいい食べものって、本当にシンプルだなぁということ。
むずかしいことは何もないですね。
そして、最後は、
⑥食べ過ぎてしまったらメンテナンスをすること。
次の食事は、食べすぎたもの(主に、糖質や脂質)を控えて、野菜(特に青菜)×食物繊維×発酵×たんぱく質を意識して、メンテナンスをしました。これで、体重がグンと増えることはなく、上手にコントロールできました。
細かく刻んだ小松菜に、めかぶ、納豆、梅を混ぜただけのものがお気に入りでよく食べていました。
大根おろしをプラスしてもおいしいですよ。
このように、以上の6つを意識して、妊娠中は体重をコントロールしていました。
こうして書いてみると、インナービューティーダイエットのお食事そのものですね。
インナービューティーダイエットのお食事のおかげで、食べることを楽しみながら、順調な体重管理をすることができました。肌の調子や、心の状態も安定していました。
心身ともに、マイナートラブルに悩まされることも多い妊娠期ですが、我が子と一心同体で過ごす、十月十日は、人生の中で今しかない、本当に貴重で、尊い時間です。
お食事を整えることで、美しく、幸せに、マタニティライフを楽しみましょう。
インナービューティープランナー
田辺真穂