肌質は常に変わるもの!「肌質チェック一覧」で自分のタイプを知ろう

みなさんは自分の肌の状態をどれくらい知っているでしょうか。
自分の肌質を勘違いしていると、お肌のケアをしているつもりが真逆のケアをしてしまっていたということにもなりかねません。
肌タイプによってスキンケアの方法もメイクの仕方も違ってきます。
そこで、肌診断をして自分の肌とじっくり向き合ってみましょう。
肌質は、肌表面の「水分量」と「皮脂量」のバランスによって分けられます。
乾燥しやすい部分や、皮脂が出やすい部分は個人差があり、そして年齢とともに肌質も変化していきます。ずっと脂性肌(オイリー肌)であったとしても、数ヵ月後・数年後には変化している可能性もありますから時々チェックをしておきたいですね。
まずはお肌のタイプをみていきましょう。
基本的な肌のタイプは以下の5つに分けられます。
・乾燥肌
水分量、皮脂量共に不足しがちなのが乾燥肌です。
特徴としては「メイクが粉っぽく浮きやすい」「肌につやが無くくすんでいる」「洗顔後、何もつけないとつっぱる感じがある」など、潤いが足りていない状態です。乾燥肌はバリア機能も低下しているため、肌トラブルを起こしやすいといえます。しっかりとした保湿ケアが大切です。
・脂性肌(オイリー肌)
乾燥肌とは反対に水分量・皮脂量共に多いのが脂性肌(オイリー肌)です。
特徴は「肌がテカリやすい」「一年を通してニキビができやすい」「メイクが崩れやすい」など皮脂によるデメリットが特徴です。しかし、表面はベタつきがあっても肌内部は水分が不足したインナードライの状態の可能性である場合も多く、肌内部の水分のバランスの乱れから皮脂が過剰に分泌されている可能性もあります。
・混合肌
Tゾーンは皮脂が分泌されやすく、それ以外の肌の場所は乾燥が目立つといったように顔の部分部分によって肌の状態が異なるのが混合肌です。日本人は混合肌質が一番多いと言われています。また脂性肌(オイリー肌)と同様に、インナードライによって皮脂が分泌されているとも考えられます。
・普通肌
水分量、皮脂量共にバランスが良く、トラブルも少ないのが普通肌となります。理想のお肌ともいえますね。この普通肌の状態をキープし続けるのが目標となります。

・敏感肌
「日焼けをすると痒くなる」「化粧品にかぶれたことがある」「肌に弾力がない/キメが整っておらず、肌がザラついてみえる」お肌を守るバリア機能も低下しているため、常に肌は乾燥しています。少しの刺激でもダメージとなってしまいますので、優しいケアが必要となります。
お肌の5つのタイプを知ったところで、「洗顔後にできる肌質診断」を行いましょう。
洗顔後は肌本来の状態が現れますから、観察することで自分の肌質を知ることができます。
洗顔後にタオルで水分を拭き取った後、夏は10分、冬は5分放置して診断を開始します。
強いつっぱり感がある・・・乾燥肌
顔全体にベタつき感がある・・・脂性肌(オイリー肌)
口元・頬などはかさつき、Tゾーンにはベタつきがある・・・混合肌
特に変化を感じない・・・普通肌
ピリピリとした刺激がある・・・敏感肌

また、洗顔後にタオルで水を拭き取ったあと、つっぱり感がどの位で感じなくなるのかも判断材料のひとつになります。
普通肌の方は30分以内でつっぱり感はなくなります。
脂性肌(オイリー肌)の場合はもう少し早い20分程度。
乾燥肌の場合は40分程度となります。
混合肌の場合は肌質の特徴と同様に顔のパーツによって差を感じるでしょう。
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簡単に出来るセルフチェックは就寝前の時間があるときに試すのがオススメです。
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普通肌だと思っていたのに急に敏感な肌になった、混合肌だと思っていたけれどスキンケアを変えたら普通肌になった・・・等、気候・環境・ストレス・食事・・・様々な影響が絡み合って肌質も異なります。ですのでまずは肌質にはどんなタイプがあるのかということ、そして肌質チェックで自分の肌の理解を深め、正しいケアでお肌を整えていきましょう。