みなさま、こんにちは。10月に入り、今年も残すところ3ヶ月となりましたね。
毎日いかがお過ごしですか?
秋が深まってきて、食べ物が美味しい季節にもなりました。おしいものであれば沢山取り入れても幸せですが、それでも、デトックスが上手くいかないと、体に脂肪が溜まってしまいますよね。日々のストレスも、受けすぎたり、上手く発散ができないと、心の脂肪となってしまいます。心がずっしり重いのは、辛いですよね。
お食事と同じように、心にも意識を向けて、日頃からケアしていきましょう。

今日は、人間関係について「伝える」という視点から考えていきたいと思います。
●伝えること、できていますか?
皆さんは、ご自身の気持ちを上手く周りに伝えることができていますか?「自分の気持ちを言っても、相手はやってくれないし・・・」と伝えることを我慢して、溜め込んでいませんか?また、自分の伝え方で相手を不快にしてしまったと悩んではいませんか?
“伝える”とは、相手を思いとおりに動かすことではありません。自分自身が自分の本当の気持ちに気づくこと、そして、相手とより良いコミュニケーションを取る為のものと考えてみましょう。
自分の心の為に、「伝える」ことを大切にしてみてくださいね。

●自分の気持ちに気づくこと
気持ちを伝える時に、
「“あたなは”、どうして●●してくれないの?」
「“あたなは”、なぜ▲▲するの?」
と、『相手』を主語にしてしまうことはないでしょうか。
実は、この言い方は、相手を批判したり判断したりすることに繋がりがちで、相手を不快にしてしまうことがあります。
ここで意識してみてほしいことが、自分の本当の気持ちに気づくということです。
①相手のどういう“行動”が気になるのか?
②それは、私にどんな“影響”を与えているのか?
③それによって、私はどう“感じている”のか?
という3つのポイントで考えてみましよう。
そして、気づいたことを伝える時には、
「“私は”、●●してもらえると、とても嬉しいなぁ。」
「“私は”、▲▲されるととても悲しい。」
と、“私”を主語にして伝えてみましよう。
こうすることで、相手の気分を害することがなくなり、むしろ、相手も自分の言葉に耳を傾けやすくなるのです。
●『私メッセージ』で伝える
自分の気持ちを伝えることって、勇気が必要ですよね。
よし!ちゃんと伝えよう!!と頑張って伝えれば伝えるほど、それを相手に理解してもらえないと悲しくなってしまいますよね。
一方で、私たちは批判されると、相手に対して心を閉ざしたくなったりもします。
こんな風にならない為にも、「伝え方」も大切です。
お互いが気持ちいいコミュニケーションを築けるように、 “私は”という『私メッセージ』を味方につけてみてくださいね。

●本当の気持ちを伝える
色々考えていると、言わずに我慢したほうがお互いに気まずい思いをしなくていいのでは・・・ということが頭をよぎるかもしれません。でも、自分の気持ちを抑え込んでしまうということも得策とは言えません。話し手が聞き手に与える影響を数値がしたもので『メラビアンの法則』というものがあります。この法則によると、相手に最も影響を与えるのは「ボディランゲージ」です。つまり、自分の気持ちを言葉では抑え込んでいても、ボディランゲージ(行動)を通して相手に伝わってしまうのです。
「言葉では優しいこと言ってるけど、絶対怒ってるよね・・・」ということ、ありますよね。
抑え込んだ感情は、自分の心に積もってしまいます。
体と同じように、心も適切な方法でデトックスしていきましょう。

皆様の日々がより良いものになりますように。
最後までお読み頂きましてありがとうございました