妊娠について

みなさん、おはようございます。インナービューティープランナーの右田和美です。

本日は、妊娠についてのお話です。妊娠期おける特徴的なことについてお話させて頂きたいと思います。

 

つわり中における味覚の変化

ほとんどすべての食品に、量の多い少ないはありますが、アンモニアとアミノ酸が含まれています。非妊娠時にはアンモニアを含む食品を美味しいと感じ、熱して気化しても不快に感じることはありません。

しかし、妊娠すると嗅覚感度が増し、アンモニアを不快に感じ、食べにくくなります。温度が温かいとアンモニアが発散しやすくなり、常温では食べれるものでも、温めるとアンモニアが気化して食べにくくなります。ご飯に含まれているアンモニアの為にご飯を炊く湯気の臭いを嫌がるようになったり、温かい食事の臭いが苦手になります。臭いの感受性が増し、妊娠前に気にならなかった臭いが気になるようになります。人混みを嫌だと感じるのは、他人の汗に含まれるアンモニアが原因ではないかと言われています。味覚と嗅覚は関連が強いので味覚に変化が現れると考えられます。

・酸っぱいものが好きになる?

妊娠すると酸っぱい物が食べたくなるとよく聞きますよね。しかし、酸っぱい物が食べたくなる人は少数のようです。なぜ少数派であっても酸っぱいものが好きになる人がいるのは、嗅覚が関与していると考えられます。ご飯に梅干しを混ぜると食べやすくなったり、レモンをかけると食べやすくなるのは、レモンにはクエン酸を含んでおり、クエン酸が食べ物に含まれているアンモニアを消臭するために食べやすくしてくれると考えられます。そのため酸っぱい物が好きになったとよく言われるのですね。臭いの対策として、アンモニア消臭マスクの使用や、1%のクエン酸をスプレーで染み込ませたガーゼをマスクに挟むと軽減されます。

・真水が飲めなくなる?

血清浸透圧というのが一定の調整の時間を超えて急激に低下した場合、細胞浮腫が起こり、脳細胞に起こると悪心、嘔吐、頭痛が起きます。つわりの症状が強いときに真水を飲むと血液が希釈され、一時的な循環血液量の増加により浸透圧の下がるスピードが激しくなります。その結果、脳細胞の浮腫が強くなり、つわりの症状が強くなると考えられます。つわりのときに真水を飲むよりも、塩分を含んだ食べ物や、ポカリスエットやアクエリアスを飲むと軽減される可能性があります。トマト、バナナ、メロン、スイカ、ジャガイモ、トウモロコシ、カボチャなど、カリウムを多く含んだものが食べやすくなります。

 

妊娠時のこむら返り

妊娠中期以降で、明け方に筋肉内のマグネシウムとATPという物質が減少するときこむら返りが起きやすいと考えられます。カルシウムには神経や筋肉の易興奮性を抑制する役割がある為、妊娠中のこむら返りはカルシウム不足と言われてきましたが、マグネシウム摂取不足でもこむら返りは起きやすいのでマグネシウムも不足しないように摂取するといいでしょう。就寝前のふくらはぎのストレッチなどの軽い運動を行うことで使った筋肉にマグネシウムが取り込まれ、マグネシウム摂取によるこむら返りの予防効果をさらに高めることが期待できます。

全ての症状ではありませんが、私も経験した症状を紹介しました。たまに付け合わせ程度に作るジャガイモのオーブン焼きを毎食食べていたり、あまり買うことがないバナナを欲したりとしていました。当時は好みが変わるな程度に思っていたのですが、体が欲しているものがあったのですね。余裕がなくなる時期ですが、足りないものを感じながら、自分にあった対策を行って少しでも過ごしやすい日にしていければいいなと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

右田和美

職   業 主婦
保 有 資 格 インナービューティープランナー インナービューティーダイエットアドバイザー インナービューティー美腸マイスター
ブ ロ グ https://ameblo.jp/beauty-happy-smile-life
得意ジャンル 家庭料理
趣   味

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