皆様こんにちは。日本全国猛暑が続いていおりますが、皆様、元気にお過ごしですしょうか?
こんな暑い夏には、栄養と休養をしっかりとって、体を労ってあげたいですね。
そこで、今回は、「睡眠」についてお話ししたいと思います。
皆様、睡眠は十分にとれていますか?
睡眠が足りているかどうかは、「日中に眠気があるかどうか」が一つの目安になります。
ところで、私たちはなぜ眠るのでしょうか?私たちが人生の1/3もの時間を睡眠に当てているのには大切な理由があります。それは、「成長ホルモンを活発に分泌させること」です。成長ホルモンというと大人には関係ないことのように感じるかもしれませんが、筋肉でたんぱく質の合成を促進したり、メラニン色素を回収する役割などがあります。タンパク質は、コラーゲンの元となり肌のハリや弾力になりますし、メラニン色素を回収することで美白効果が期待できます。
寝る子は育つとよく言いますが、寝る大人は・・・若がえるのです♡
健康の為にも、美肌の為にも睡眠を味方につけていきましょう。
それでは、快眠の為の眠り方をご紹介したいと思います。
その前に、1つ押さえておきたいことがあります。それは、「成長ホルモンは寝入った最初の“深い眠りの時”に多く分泌される」と言うことです。何時に寝ても、寝始めが大切なのです!
それでは、この暑い夏に、ぐっすり眠る為のポイントです。
まずは、「布団内環境」を整えましょう。専門用語では、「寝床内環境(しんしょうない)」と言い、横になった時に人と寝具の間に自然とできる隙間の温度や湿度のことを言います。これが、睡眠の質を大きく左右します。
理想的な寝床内環境は、「温度33℃(前後1℃)・湿度50%(前後5%)」と言われています。お部屋の温度で言うと、夏場は26〜27度が理想です。夏場は、天井や壁に日中の熱がこもっているので、就寝1時間前にエアコンを25度にセットし、お部屋の熱を覚ましておきましょう。就寝時にはエアコンを27度に設定し、3時間ほどのタイマーをかけて起きます。ただ、今年のような熱帯夜には、朝まで27度でエアコンをつけたままにしておくことがお勧めです。
また、熱帯夜では背中が群れて不快感があるため、寝入りはじめに大きな寝返りを打ってしまいがちです。そうすると深い睡眠に入っていけず、睡眠の質の低下につながります。これを防ぐ為に、吸湿性や放湿性に優れた麻やい草の素材のベットパットなどを活用しましょう。また、抱き枕を使うのも、横向きになって背中の熱を放出することができるのでお勧めです。
そして、ぐっすり眠った翌朝には、起きてすぐに太陽の光を浴びましょう。窓際1メートルのところに立って、15秒くらいが理想です。そうすることで、体内時計が整います。また、睡眠を促してくれるメラトニンという物質は、朝の光を浴びてから14〜16時間くらいで分泌されると言われている為、朝に太陽の光を浴びることで、夜の眠りの“予約ボタン”を入れることにもつながります。
寝ている時間は何もできないような気持ちになり、ついつい“もったいない時間”なんて思ってしまうこともあるかもしれません。でも、いい睡眠をとるからこそ日中のパフォーマンスも上がり、健康や美肌にもつながります。
少しの工夫で、ぐんっと睡眠の質が上がり、朝の目覚めもスッキリします。
皆様がこの夏を元気に乗り切ると共に、日々がさらに充実しますように♡
お読み頂きありがとうございました。