春分の過ごし方

皆さん、おはようございます。

インナービューティープランナー&ホリステックビューティーアドバイザーの阪部由佳と申します。

ようやく、寒さを脱し、暖かい日が多くなりましたね。

本日は「春分」とその過ごし方についてお話ししますね。

 

〇「春分」とは

太陽が真東から昇り、真西に沈む日の事です。春分の日は、昼夜の長さがほぼ同じになり、彼岸の中日と一致します。春分の日を挟んだ7日間が、「春の彼岸」の期間です。中日にあたる春分の日にはお墓参りをしてご先祖様を供養する習慣があります。

〇なぜ、お彼岸にお墓参りに行くのか?

仏教では、川の向こう岸(彼岸)にあの世である「悟りの世界」が、こちらの岸(此岸)に私たちがいる「煩悩の世界」があって、彼岸は西に、此岸は東にあると考えられています。太陽が真東から昇って真西に沈む春分と秋分は、この世とあの世がもっとも通じやすいとされたことから、この日にご先祖様を供養するようになりました。この時期は色とりどりの花が咲き始めます。早い所だと桜も見られ、お墓参りにはとっても気持ちのいい時期です。また、年度末ということもあり、新しいスタートを切る人も多いでしょうから、色々とご先祖様に報告しつつ、気持ちをシャキッと切り替える良い機会になると思います。

〇春分に心がけること

春は、怒りの感情が強くなる季節である、初めの第一歩を踏み出すパワーの元は、怒りであると言われています。しかし、怒りのパワーが強すぎてしまい、周りに誰もいなくなっては何も始まりません。怒りのコントロールすることが必要です。そんな時は甘いものを食べてみるのです。そうすることで、心も体も緩みの怒りの感情を和らいできます。

逆に怒りの感情が湧かず、やる気にかける人はレモンや苺に含まれる酸味が刺激になります。また、ビタミンCも豊富なので、この時期に摂取するのがオススメです。酸味は腸の働きも活発にするので、デトックスや浄化効果も期待できます。

〇春分のオススメ食材

➀蕗(ふき)

蕗は、数少ない日本原産の野菜です。各地の野山に自生していますが、食用とされるのは、愛知県産の早生蕗が主流になっています。

蕗の栄養成分は、全体的に少なく、カリウムやマンガン、食物繊維が比較的に多いです。

主な効用は、高血圧の予防・改善、便秘の予防・改善、筋肉の収縮・弛緩作用、丈夫な骨の形成が挙げられます。

選び方は、葉が緑で濃く黒ずみのないものを、茎は適度な太さで、赤みがかったものを選ぶのがコツです。

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②アスパラガス

アスパラガスは、緑の「グリーンアスパラガス」と淡色の「ホワイトアスパラガス」がありますが、栄養成分が多いのは、グリーンの方で、アスパラギン酸というアミノ酸を多く含むのが特徴です。アスパラギン酸は、非必須アミノ酸であり、エネルギー代謝を促し、疲労回復効果があります。

栄養成分は、抗酸化作用に優れているビタミンA、貧血防止に効果的な葉酸、骨の形成促進に不可欠なビタミンK、皮膚や髪の毛、爪の健康維持に欠かせないビタミンB2など多く含まれています。

主な効用は、貧血予防・改善、疲労回復効果の他に、癌予防、骨粗鬆症の予防が挙げられます。

アスパラガス

③うど

うどは、本来日本全国に自生する野草ですが、現在はほとんどが光を当てずに軟化栽培したものです。若い茎や穂先の部分を食用にするもので、独特な香りと歯ざわりの良さが魅力です。

栄養成分は、葉酸、カリウム、食物繊維などが挙げられます。そして、わずかに含まれるアスパラギン酸は、非必須アミノ酸で、エネルギー代謝を促し、疲労回復効果があります。  うどの独特な香りは、ジテルペンと呼ばれる有効成分によるものです。ジテルペンは、自律神経を調整する機能があるといわれ、精神安定に寄与する他、漢方では、発汗、鎮痛、利尿、消炎などの作用もあります。

うど

いかがでしたか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

阪部由佳

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