みなさま、こんにちは。
eat to love’sキッチン@仙台主催
inner self-care diet学科担当
インナービューティープランナーの丹後典子です。
今回お届けするテーマは「甘いものが辞められず悩んでいる方へお届けする、食べてキレイも手にいれる基礎知識」についてです。
太るカロリーとは?
「太るカロリー」とは、精製された白い砂糖や炭水化物を多く含むもの。菓子パンやスナック菓子、保存料や添加物がたくさん入っているジャンクフードです。そして、これこそがダイエットやキレイの大敵なのです!
それはなぜか?
なぜなら、食べた後に「血糖値」を急激に上げるからです。
キレイに痩せたいのであればカロリーよりも血糖値を意識すること
血糖値とは、血液中のブドウ糖量のことです。
ブドウ糖は脳を正常に働かせるためにの唯一の栄養素です。通常、血糖値は食事をすると上がり、食後1.2時間をピークに下がっていきます。精製されていない食材は消化に時間がかかるため、体内にゆっくり吸収されます。しかし、白米や小麦粉などの穀物は、精製される過程で食物繊維が抜けてしまうため、体内に吸収され、血糖値を一気に上昇させるのです。
一気に上昇した血糖値は、今度は一気に下げようと働き、インスリンというホルモンを大量に分泌します。過剰に分泌されたインスリンはエネルギーとして燃焼されますが、エネルギーとして使われず余ったブドウ糖は体内に蓄えられ、これが体脂肪へと形を変えます。また、急激に上昇し急激に下がった血糖値はエネルギーがなくなると、お腹がすき、またすぐに食べたくなるという悪循環に陥り、結果太りやすくなるのです。
甘味料!このとり方こそがキレイの分かれ道
白砂糖がたっぷり入った甘いものは、食べた人を甘美な幸せで包み、疲れやストレスを癒
してくれます。わたしも会社勤めをしていた頃、毎日コンビニにより100円で買えるチョコ
レートが仕事のお供で、小腹が空いた時に食べるとなんだか疲れが取れるような気になっ
ていたものです。でも、実はそれこそが血糖値が一気に上がった証拠!精製された炭水化
物同様に、精製された白い砂糖も血糖値を急激に上昇させます。その反動で、今度は急激
に下がっていく。そしてまた、すぐにお腹がすいたり、甘いものを強く欲してしまう…。
白い砂糖には麻薬並みの中毒性があると言われています。
「朝に甘いものを食べると目が覚める!」という声をよく耳にしますが、それは空腹時に甘いものを食べることによる血糖値の急上昇がうむ「シュガーハイ」のせいです。血糖値が急上昇するとハッピーホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌され、一時的に幸福感に包まれます。テンションが上がって「頑張れる」と思っても、インスリンが大量に分泌されてすぐに血糖値が急降下するので、気持ちが落ち込んだりイライラしたり…を繰り返す「気分のジェットコースター」状態に。
また、血糖値のアップダウンを繰り返すことで体に負担がかかるため、集中力がなくなってイライラが続きます。細胞レベルでの炎症を起こして老化を早めたり、生活習慣病を引き起こすことも。
わたし主催しているサロンでお伝えしているスイーツにはもちろん白い砂糖は一切使っておりません。100%のピュアなはちみつやメープルシロップ、アガベシロップ、黒糖、ココナッツシュガーなど、精製されていない天然の甘みを使っております。もちろん、これらの甘味料でも血糖値は上がりますが、精製された白砂糖よりはずっとおすすめです。正しい知識を身につけて、質の良い甘味料を選べるようになれると食べてキレイが叶って行きますよ。
最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。