みなさま、こんにちは。
インナービューティープランナー21期の徳永麻佑です。
本日は2/3、節分です。
節分の日には、豆まきを行ない、恵方巻きをいただくのが習慣ですね。
柊鰯(焼いた鰯の頭を柊の小枝にさしたもの)を飾る習わしもあります。
子供の頃は、「鬼は外、福は内」と楽しく豆まきをしていた日ではありますが、
これら習慣にもきちんとした意味があります。
意味合いを知ると、行事ごとが更に楽しくなるかもしれません。
二十四節気では、「節分」は実は4回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前日にあたります。
立春は1年の始まりとも言われ、とても大切な日になります。
2/3の節分は、1年の始まりを告げる前日、云わば大晦日にあたります。
「2/3の節分を機に運気が変わる」と聞かれた事があるかも知れません。
それは、立春で新しい1年を迎えるからなのです。
新しい1年を迎えるにあたっての大晦日、2/3。
季節の変わり目には、邪気(鬼)が生じると考えられています。
豆まきは、邪気や穢れ落としの為に行われてきた習慣になります。
2/3は立春の前日。前年の厄払い、としての大きな意味合いも持ちます。
「柊鰯」は、魔除けの為に玄関先に飾られます。
臭いものや尖ったものには、邪気(鬼)は近付かないと言われており、
大切な家の中に、「邪気を入れ込まないように」と願いが込められたものになります。
関西地方から広まったとされる、「恵方巻き」。
「恵方」とは、その年の福を司る、歳徳神 様のいる方角。
習わしの始まりは、「商売繁盛を願って」とされています。
「恵方巻きを食べる時は、しっかりと願いを込めて、一言も話さないように」。
恵方巻きを食べる際には、必ず両親に言われてきました。
無病息災や商売繁盛の運気を、「一気にいただく」との事を意味しているようです。
今年の恵方は「南南東」。
美味しい恵方巻きを食べて、新たな1年を迎えられる日。
普段以上に、今日という「節分」を大切に過ごし、
清らかな心、心身ともに健康な状態で過ごされます事を願っています。