大寒の頃を迎え、今度の日曜日2月4日には立春を迎えますね。
大寒の頃は1年で一番寒いときと言われています。年末年始の楽しい食事が続いて
体調を崩している方も多いのではないでしょうか?
今は体調を整えるときです。ぜひご自身の体と向き合って調整をとって見てくださいね。
食べ物で言えば根菜類を中心として緑の野菜を取り入れていくといいですよ。
フードレメディーではこの時期に作る「キンピラポタージュ」というスープがあります。
材料はゴボウ、レンコン、人参、玉ねぎ、かぼちゃの4つのお野菜。それぞれを1/2カップずつ
細かくみじん切りにします。最初にゴボウを炒め、甘い香りがしたらレンコン、人参と加えて炒めます。そこまででお水を3カップ加えて弱火で煮ます。ひと煮立ちしたら玉ねぎとかぼちゃを加えて
20分クツクツの火加減で煮込みます。お野菜を取り出しブレンダーにかけてペースト状にし
ポタージュスープのような状態にします。小さじ2〜の麦味噌を加えて混ぜ合わせ温まったら出来上がりです。このスープはカラダに元気を与えてくれるスープとして大寒の頃に飲むと風邪を引かずに春を迎えられると言います。ちょっとおまじないみたいなスープですね。それでも私は毎年飲んでいるのでここ数年はインフルエンザにはかかっていません。ぜひ、試して見てくださいね。
マーケットでは菜の花や芽キャベツなど春を感じるお野菜たちも並び始めています。そんなお野菜を加えていきましょう。
昔の人はお薬がなかったから自然の恵みで元気をもらう工夫や運気をあげる工夫をしていました。
それは誰かが教えてくれたことではなく、自然界と調和を保ちながら暮らしていると直感というかひらめきというか導き出した叡智です。私たちは便利になってしまったから、あまり自分の直感を使わないで暮らしていけるようになってしまいました。何かがないと何も出来ないようになってしまわないように昔の人の叡知を暮らしの中に取り入れていくと皆さんの潜在能力も活発に働くようになりご自身のことがもっとわかるようになると思います。
さて、昔の人の習慣として2月3日に恵方巻きを食べる習慣があります。皆様は恵方巻きを食べるということにどんな意味があるかご存知ですか?
節分とは立春・立夏・立秋・立冬と季節を4つに分けた節目のことをさします。2月4日が立春になるので2月3日は冬の最後の日。大晦日みたいなものになります。新しく迎える春の季節を1年のめぐりのスタートと意味付け昔の人はその1年をどんな年にしたいか計画を立てていました。
その計画=決意をぶれることなく1年継続できるようにそれを怠けてしまいそうな弱い心を鬼に退治してもらうために鬼の棍棒に見立てた巻き寿司を食べて祈ったのが始まりだそうです。
鬼を退治するのではなく、自分の心の中に住む弱い心を鬼に退治してもらっていたのですね。
今年はぜひ、2月3日にこれからのご自身の計画を立てて、巻き寿司を食べながら決意表明をして見てください。きっと巻き寿司の力があなたを助けてくれますよ。
これもまたおまじないみたいなお話でしたが、日本人はいつも自然の恵みに力をもらって自分をよりよく進化させるように祈ってきました。
なんでも手に入る時代だからこそ、昔の人が大切にしてきた祈るという行為を食べることで取り入れて見てくださいね。それがきっと体も心も自然界の恵みを活かして元気に育んでいける暮らしを手に入れられると思います。
寒い冬が終わるともうすぐ春です。新しいことにチャレンジしたくなるときですよ。
今こそ、体を整えていきましょう。
最後までんでくださってありがとうございます。
感謝♡一粒万倍 お料理びと nakamIe