皆様こんにちは。
インナービューティープランナーの高橋美紀です。
本日のテーマは『冬の養生について』です。
冬は立冬から立春までの間で、1年中で最も寒い季節です。
自然界では草木が枯れ、動物は冬眠状態となり、私たちも身体を休ませる時期に入ります。
冬の特徴は寒気が活発になり、寒くて乾燥している事です。空気が乾燥するため、口鼻の乾燥、咽喉の痛み、渇き、皮膚の乾燥などの症状が現れやすくなります。
冬は臓器の中でも、腎をケアすることが大切です。
腎は寒冷に弱い臓器なので、この時期は特に早くゆっくり寝て、腎を養うことが大切です。
【冬におこりやすい症状】
□ 風邪を引きやすい
□ 腰痛、足腰がだるい
(腰が固まってしまうため、ぎっくり腰にもなりやすい)
□ 夜トイレにいく、トイレの回数が多い
□ 肌が乾燥する
□ 冷えやすい
□ 下半身がむくみやすい
□ 白髪が増える(若白髪)
□ 膀胱炎になりやすい
【冬のオススメ食材】
冬の寒さに負けないように、身体を温める食事や血流をよくするもの、腎を補養する食事がオススメです。
⚫︎ 腎に働きをかける食材
黒米、黒豆、黒ゴマ、栗、カリフラワー、ブロッコリー、山芋、キャベツ、クコの実、カツオ、うなぎ、海老、牡蠣、ししゃも、豚肉など
⚫︎ 冷えに負けない温める食材
生姜、にんにく、ねぎ、しそ、黒胡麻、唐辛子、山椒、八角、にらなど
⚫︎ 血流をよくする食材
フェンネル、ピーマン、セロリ、きんかん、香味野菜、柑橘類、玉ねぎ、三つ葉など
【冬の養生のポイント】
冬は1年の疲れを癒し、生命が活動する春に向けてエネルギーを補充し、蓄える季節です。
活発な活動でエネルギーを消耗することが避け、「蓄える」ことを第一に少し生活のペースをゆるめ、ゆったりと過ごしましょう。
冬にエネルギーを消耗すると春に具合が悪くなったり、冬に老け込んでしまう原因となります。
⚫︎ 身体を冷やさないようにする
⚫︎ 暖房の温度は高くしすぎない
⚫︎ 温度は熱くしすぎない(40度前後)
⚫︎ 過度な厚着はさける
⚫︎ 早寝遅起き
冬は夜11時までには寝て、朝は遅く起きるのが良く、睡眠を確保して身体を休めることが重要となります。
この冬はしっかりと睡眠を確保して、インナービューティーを目指しましょう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
インナービューティープランナー
高橋美紀