お昼の時間をわくわく、楽しくさせてくれるお弁当。
ふたを開ける瞬間の、ちょっとしたドキドキ感。
「今日のメニューはなんだろう?」
「和風かな?洋風かな?」
「お腹すいたー 早く食べたい♪」
いろいろな思いが交差するお昼タイム。
仕事の合間、午前の授業の終わり、お休みの日のピクニックなど。
ここにある小さい箱は、ちょっとした幸せを運んできてくれる。
ふたを開けて「わあー♡」と声が出るようなお弁当、極めていきたいですよね!
高校生のお弁当を毎日作っていて気付いたコツや秘訣など書きたいと思います(^^)/
わたしのお弁当の「マイルール」
お弁当をつくるときの、わたしなりの「マイルール」が存在します。
1.冷凍食品を使わない(入れないでと子供に言われています)
2.アルミカップを使わない(仕切りは自然色のもので)
3.最低限2色はいれる、でも季節感は重視!(旬のもので♪)
4.相手の苦手な食材を入れない(お昼ごはんは楽しい時間に)
5.自分自身が楽しんでお弁当を作る!(継続の秘訣はこれ♪)
お弁当は、作る側も食べる側もお互い楽しく、幸せなツールでありたい。
そのため体も心も満腹になるように、相手の好きなメニューを組み込みながら作っています。
そして、無機質なものをお弁当に入れるのが私自身好きではないので、アルミカップやバランは使わず、抗菌作用のある笹の葉や傷みにくいグリーンカールを仕切りがわりに。
でも、透明や茶色の馴染むような色のカップならあり!
見た目もナチュラルに仕上がります。
「マイルール」を作ると自分が目指すお弁当の「軸」ができ、作りたいお弁当の方向性が固まります。
基本の構成を決めてしまおう!
毎日まっさらなお弁当の案からスタート。
漠然としてしまうと、ここに全部詰めることすら苦しくなる。
そうならないために、お弁当の基本の構成を決めてしまいましょう。
基盤ができれば、あとはそこに当てはめて詰めていくだけ!
必要なおかずの種類が把握できていると、お弁当作りがとても楽になります。
全体を10とすると、お弁当の基本の構成は、
1.主食(ごはん)・・・5
2.主菜(メイン)・・・3
3・副菜(2種類~)・・・2
そして、すき間に彩り用のちょっとしたお野菜を詰めて完成!
メインさえ決めてしまえば、お弁当作りはすぐにできてしまいます。
もし前日がハンバーグなら、たねを少し拝借して次の日のお弁当はつくねを作ってみたり。
さらに、副菜の常備菜を作っておくと、10分でお弁当を完成させることもできます。
お気に入りのお弁当箱を見つける
毎日使うお弁当箱。
お気に入りのお弁当箱があると、お昼の時間がより特別なものになりそうです!
わたしのお気に入りのお弁当箱は、秋田県大館市で作られている「曲げわっぱお弁当箱」。
伝統工芸品に指定されており、認定された職人さんが一つ一つ丁寧に作っている温もりある昔ながらのお弁当箱。
ずっと大切に使っていきたい一品です。
曲げわっぱには塗装の種類があり、それぞれメリット・デメリットがありますので、各特徴を書き出してみました。
私は3種類全ての曲げわっぱを持っていますが、どれも素敵で味わいがあり、それぞれ機能性も優れています。さらに、曲げわっぱに詰めると雰囲気が出て、とても美味しそう!
お気に入りお弁当箱を探そうと思っている方に、ぜひオススメです。
自分に合った、使いやすい曲げわっぱを選んでみてください。
詰める順番が決まれば楽々完成!
どのおかずから詰めたらいいだろう…
空のお弁当箱を見てしばしば悩むこともありますが、自分なりの法則を決めてしまえば、意外と簡単に、キレイで美味しそうなお弁当が完成します。
法則が決まれば、応用のきいた詰め方もさくっとできてしまう。
ほんのちょっとのさじ加減で、お弁当作りがどんどん得意になっていくのです。
彩りを引き上げてくれる脇役たち
もうちょっと彩りがほしいときは、美しい色あいのお野菜たちに助けてもらいましょう♪
おかず同士のすき間に挟んだり、おかずの上にのせるだけで簡単に彩りをプラスすることができます。
かぼちゃやアスパラガスなどをウォータースチームすれば、あっという間にすき間おかずの完成!品目も増えるため、満足度がさらにアップします。
お弁当という、小さい箱の中で繰り広げる楽しい世界。
そこには、作る側の愛情がたくさん詰まっています。
愛情たっぷりのお弁当を食べると、心も体も満たされる。コミュニケーションのきっかけにもなります。
楽しみながら、毎日がハッピーになるお弁当を作っていきたいですね!
次回、第2回もお弁当のコラム♪
「お弁当に使える食材別おかずレシピ」
をご紹介したいと思います!