冷えと婦人科対策

【「冷えよ、さようなら」 秋の冷え取り、婦人科トラブル対策!】

みなさんこんにちは!

本日も、インナービューティーコラムを目にして頂き、誠にありがとうございます^^

季節が少しずつ冬に向かい、朝晩寒い日も増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

これからの季節に先立って、皆さんお伝えさせて頂きたいのが

「冷え」についてです。

寒い季節になると月経が遅れたり、生理痛に悩まされたりという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は寒さは、風邪やインフルエンザだけで無く、女性ホルモンの乱れにまで及ぶと言われいます。

冷え

そこで今日は、

「冷えと女性ホルモンのメカニズム」と、その対策についてお話させて頂きます。

【冷えが原因で、自律神経の乱れが生じ、ホルモンバランスが乱る】

女性の体の中では、「エストロゲン」と「プロゲステロン」と言う2種類のホルモンが一定のリズムで増加・減少を繰り返しています。

エストロゲンの分泌が多い卵胞期は『副交感神経』が高まり、

プロゲステロンの分泌が多くなる黄体期は、『交感神経』が強くなると言われています。

ホルモンバランスの乱れとは、エストロゲンとプロゲステロンの増加・減少のタイミングやつり合いが取れなくなることをさします。

エストロゲン→体や卵子の状態を整える(女性らしさのホルモン、コラーゲンの生成にも関与し美肌ホルモンとも呼ばれる)

プロゲステロン→受精卵の着床をサポートし妊娠を維持する(一方、メラニン色素生成、むくみ、精神不調などのデメリットも)

冷え 女性ホルモン

【ホルモンと体温。調節されているのは同じ場所】

この2つの女性ホルモンをコントロールしているのが、脳に存在する<視床下部>という場所です。

<視床下部>は、自律機能の調節を行う中枢で、

『交感神経』『副交感神経』及び、ホルモンの分泌の総合的な調節に行っています。

そして<視床下部>には、総合的な調節機能の他に、体温の調節を行う働きがあります。

その為、体が冷えることで、自律神経の乱れや、ホルモンバランスの乱れを誘発してしまうと言われています。

季節的な寒さからくる「冷え」によって自律神経か乱れてしまう場合と、

内臓からくる「冷え」によって、自律神経とホルモンバランスが乱れてしまう場合などがあります。

どちらか一方だけを改善するのではなく、

体の外からと内側からケアを行い、体のバランスを全体的に整えることが大切です。

【冷えと婦人科トラブル対策~食事編~】

「冷え」から起こる婦人科トラブルの改善策、

基本は栄養バランスを整えたうえで

  1. 体を温める旬の野菜を食べる

秋から冬に向かい、美味しい旬の野菜がたくさん出てきます!

これらの時期に旬を迎える野菜たちは、私達の体を温めてくれる味方につけたいものばかりです。

(秋冬は、大根、ゴボウ、レンコン、ネギ、ニラなど)

冷え 秋冬野菜

  1. 発酵食品を腸から温める。

納豆やキムチなどの発酵食品や、伝統的な製法で作られた味噌・醤油は、腸を活性化させ、熱を生み出す作用があります。

ただし、お酢に関しては体を冷やす性質がありますので、摂りすぎには注意なさって下さい。

でも私は黒酢フェチなので、ホット黒酢がおすすめです。

生姜アレンジや、甘酒、はちみつと合わせても美味しいドリンクになります。

(納豆、味噌、醤油、酒粕、漬物など)

冷え 発酵食品

  1. 薬味やスパイスを活用する。

多くのスパイスには、体を温める効果があります。

香辛料は、漢方薬やハーブと同じく自然からとれたものです。

活用することで、普段の料理が格段に本格的なものに仕上げられ、体に負担をかけずに健康的な効果も得られます。

継続的に少量ずつ摂取されることが、冷え改善や健康維持の為におすすめです。

(しょうが、胡椒、ナツメグ、サフラン、カレー粉など)

  1. 鉄分をとる

人間の体に必要な栄養素や酸素、水、白血球などの免疫物質は、血液によって全身に運搬されます。

体が冷えることで血管が収縮して、血流が悪くなってしまうことや、女性は生理などの影響から鉄欠乏性貧血を起こしやすいので、意識的な摂取が必要です。

(高野豆腐、ひじき、小松菜、納豆、レバーなど)

又、タンニンやフィチン酸は、鉄の吸収を妨げてしまうので、

適度な摂取を心がける事がよいと言えます。

・タンニン(コーヒー、緑茶、紅茶など)

・フィチン酸(玄米、ライ麦など)

コーヒーやお茶を頂く時は、食事とはずらして飲むようされることが、貧血対策に良い方法です。

【冷えと婦人科トラブル対策~生活編~】

  1. リズムを整える

(基本ですがこれが達成出来ると冷えだけでなく、ダイエット促進にも繋がります^^)

  1. 香りと半身浴

リラックス効果や、血行促進作用が期待できるハーブティーをホットで頂くことや、

精油などのお好きな香りを活用した半身浴で、体を温めつつ自律神経を整える方法が有効といえます。

私はお風呂読書が好きで、20分湯船で寛ぐのが毎日のを楽しみなのですが、香りをプラスするようになってから、より芯から温まるようになったと思います。

ここまでお読み頂き、誠に有難うございます。

女性が女性らしくあるためにも、このホルモンとのお付き合いに仕方の理解は、きっとみなさんにとってプラスになると願っています。

それでは、

本日もみなさんにとって素敵な1日になりますように^^!

鈴木教恵

職   業 社会人栄養学短大生
保 有 資 格 北海道フードマイスター インナービューティープランナー インナービューティー美腸マイスター インナービューティーフードスペシャリスト 薬膳マイスター カラーアシスタント
ブ ロ グ https://ameblo.jp/s-norie0428/
得意ジャンル 「健康と綺麗」に特化したワンプレート作り
趣   味 読書 音楽(ほとんどロック系です)

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