みなさん、こんにちは!
北海道のインナービューティープランナー
鈴木教恵です^^
秋晴れの心地よい時期が到来!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」
秋はそれぞれにどんな過ごし方をしようか、ワクワクする季節でもありますね^^
今回私がオススメさせて頂きたいのが「睡眠の秋」です。
秋は気候が安定しているだけでなく、新学期や新生活のような精神的な負担が軽いので、睡眠改善に良い季節と言われています。
普段なかなか寝付けなかったり、寝ていても疲れがとれない。
そんな体験をされたことはありませんか?
気候の良いこの時期は、しっかり眠り体を回復させるチャンスです。
そこで今日は、良質の睡眠によって得られる、
睡眠に関するホルモンについてご紹介させて頂きます。
【若返りホルモンといわれる、成長ホルモン】
睡眠時に特に多く分泌され、さまざまな働きを担っているものが「成長ホルモン」です。
成長ホルモンは20歳位までは成長に使われ、成人になると体のメンテナンスに使われます。
思春期で最も多く分泌され、加齢ととも減少しますが、一生を通じて分泌されるとても大切なホルモンです。
50代、60代の方でも成長ホルモンがしっかり分泌されている人は、
疲れ知らずの若々しい体を維持されるそうです。
【良いことばかり!成長ホルモンの効果】
- 脂肪を分解
成長ホルモンには体脂肪を減らし、脂肪を分解する作用があることが様々な研究で明らかされています。30歳になり、急に太りだしたり、メタボ体形になった人は成長ホルモンの減少が原因の一つかもしれません。
- 糖を分解
食事をすると体が糖分をエネルギーに変えようとしますが、それも成長ホルモンの代謝の一つです。
- 美肌促進
肌のターンオーバーは約28日周期で繰り返されます。成長ホルモンはこのターンオーバーを促進させる働きがあります。
また、肌の水分を保持する働きのあるヒアルロン酸。
ヒアルロン酸は皮下組織の「繊維芽細胞」が作り出しますが、成長ホルモンはこの「繊維芽細胞」を活性化させる働きがあります。
- 骨を強くする
女性は特に、将来骨粗しょう症にならないように注意が必要です。
成長ホルモンは骨量を増やす働きがあり、将来の骨粗しょう症の予防にもなります。
- 筋肉を大きくする
成長ホルモンが筋肉量を増加させるかどうかについては、効果があるとする研究と、効果がないとする研究があります。
しかし、60歳以上を対象に成長ホルモンを投与した実験では、間接的に筋肉量が増加したという結果がでており、成長ホルモンが筋肉量を増加させる効果は非常に高いと言えそうです。
【成長ホルモンが最も分泌される時間帯は?】
- 成長ホルモンは、眠って最初に訪れる深い眠りの時に1日の70%が分泌される。
- 時計遺伝子とは連動しない。
- 日中も分泌を促進することができる。
【成長ホルモンをたくさん分泌させる方法は?】
- 空腹
- 就寝前に空腹をつくる。
成長ホルモンは血糖値を上げる働きがあるため、満腹時は成長ホルモンはでませんホルモンをしっかり出す為には、寝る3時間前に食事をすませることがおススメです。
(2時間前になったとしたら炭水化物をシフトさせ、消火の良いお野菜がかたんぱく質が○。脂質の多いものは次の日の楽しみにするのも良い作戦です^^)
- 日中の空腹
食間の空腹時に血糖値が下がると、血糖値を上げる為に、摂食を促すホルモンの「グレリン」が分泌されます。
この「グレリン」が成長ホルモンの分泌を促します。
(間食をしてしまうとグレリンが出ないので、成長ホルモンには促進には、3食の食 事+間食無しがベストです)
- たんぱく質を摂る
成長ホルモンはたんぱく質から生産されます。良質のたんぱく質の摂取が、成長ホルモンの材料となります。
- 運動
成長ホルモンには筋肉の傷を治して増強する働きがあるので、適度に運動することで分泌されます。
特に、運動後に成長ホルモンが分泌されるため、運動後はたんぱく質をしっかりとる。
(「もっと成長ホルモンを沢山出したい!」という方は、たんぱく質の中でも、特に「アルギニン」というアミノ酸が成長ホルモンの合成に関わります。)
みなさんいかがでしたか?
どうしても仕事や育児などで睡眠時間が限られる方でも、成長ホルモンをしっかり分泌出来ていれば、毎日を元気に!
そして若々しく過ごすことが出来ます。
私は寝る前3時間前に夕食を終えるようにしだしてから、体の回復が早くなったのか睡眠時間を1時間短くすることが出来ました!
自分の時間を増やしたい方に、是非おすすめな方法です^^
1秒でもみなさんの大切な時間が増えますように!
最後までお読み頂きありがとうございました!
今日も良い1日をお過ごし下さい^^